2020年の春、世間が新型コロナで大騒ぎな最中、私は切れ痔に悩んでいた。
あれから1年が過ぎようとしている。
あれこれ対策はしているものの、未だに悩み続けている。……これはもう根本的解決をするしかないね。
とうとうコーラックMgすら効かなくなってきた
切れ痔(裂肛)を治療するには、便を柔らかくすることが手っ取り早い。そのために便秘薬があります。
以前ブログにもした「コーラックMg」は、飲むことで便への吸水率があがり、柔らかい便になりやすくなります。
使い始めた頃は、おかげでケツが楽になったので愛用していましたが、2021年になってから、便がカッチカチになって薬の効果が期待できないようになってしまう。
また尻が切れたんだ……。もう嫌だ。
──いやちょっとまてよ。俺、あれからずっと、黒い便しか出してなくね?
健康的な便といわれる「バナナ型」を毎日ひねり出せるなら、こんな苦労はしなくていいはず。じゃあ何が今の俺に足りないんだ……。
こんな時こそ知識に頼るべきですね。
足りていなかったのは「発酵食品(漬物)」
腸内環境を改善するため、いくつかの本を流し読みしましたが、この1冊が全てを変えてくれました。
『腸がすべて』には、腸内環境を良くするとめちゃすげぇことが網羅されています。
腸に良いことと悪いことも書かれているため、自分の食生活に生活習慣と照らし合わせ、正しいことは継続し、悪いことは改善する目的が定まりました。
自分に足りないのは、善玉菌を増やす食事方法でした。
バランスの良い食事の意味と重要性を知る
私は毎日のように納豆は食べているので、乳酸菌は足りているはず。
でも重要なのは、善玉菌のエサである食物繊維。
乳酸菌と食物繊維をバランス良く食べることで、腸内環境は良くなっていきます。私の環境でいうなら、食物繊維が足りてないため、善玉菌が育たなかったのでしょう。
どちらも取るなら、野菜の漬物が良さそうだし、サラダも合わせて積極的にとるようにしてみた。
するとアラ不思議……。
2日後には便の色が黒から茶色へと変化したじゃありませんか。柔らかくもなって穴も喜んでおります。
腸活の簡単な考え方
腸内には善玉菌と悪玉菌が居ます。
悪玉菌が多いとガスが良くでるため、ゲップやオナラが頻発するようになり、口臭や体臭にも影響します。善玉菌が多いとガスはあまりでないため、寝起きで口臭いもそうありません。
ようは「屁がとまらねぇ」みたいな人ほど、腸内環境が悪いかもっていうこと(ワイやで)。
善玉菌を増やすには、善玉菌を増やす食べ合わせをすればいい。
発酵食品は乳酸菌を多く含み、腸内で乳酸菌は食物繊維(水溶性食物繊維)をエサにして、善玉菌になります。善玉菌が増えると悪玉菌が減っていくため、腸内環境が正しく保たれるというわけ。
ベストな食事とは、ご飯味噌汁漬物にメイン料理とサラダな「定食」だということ。
このくらいの知識でも、2日ほどで便の改善が見られたし、効果を実感しています。
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