ふと「ブログ売ろう」と思い立った。
安定した収益はあるけど、これ以上続けるのはしんどいなぁって……。
ならいっそのこと、売却して次に繋げたほうがよくね?
──そんなわけで『ラッコM&A』でサイト売却してみました。
ラッコM&Aでサイト売却までの流れ
ラッコM&Aを選んだのは、売主側の手数料が一切ないのが魅力的だったから。
あとラッコキーワードでお世話になっているのもある(広告をよくみる)。
ラッコID作ってからは数日、リサーチにあてました。
掲載案件を覗いてみると、取引成立しているのはそこそこ多い。……取引が多いってことは、買い手のユーザーもそこそこ多いだろうし、やってみるかぁ──なノリです。
サイト売却までの流れは以下の感じ。
- 申込みフォームに売りたいサイトの詳細を入力
- ラッコM&A側が内容の審査(営業2日以内)→掲載可なら掲載開始
- 買主から交渉が来る(個別)
- 交渉がまとまれば売買取引成立
- 買主購入代金をエスクロー入金
- エスクロー入金を確認次第、サイト移行の開始
- 移行が完了して買主が「検収終了」をしたら完了
- エスクローから指定口座への振込手続き開始(数営業日内)
- 口座への振込金額の確認
この中で一番時間がかかるのは、サイト譲渡の作業くらい。
注意点があるとすれば、売りたいサイトの情報をラッコ側が審査すること。売る価値がないんじゃないかとか、不適切な内容のサイトとか、そういうので判断しているようです。
サイトの「自動査定」でおおよその相場がわかるから安心
サイトを売る際に悩むのが売却金額の設定。
ふつうに考えると、アクセス数や収益で金額を考えるだろうし、まぁ20~40の範囲だろうなと思ってました。
自己判断は安売りしてしまう可能もあるので、ラッコM&Aのメニューにある「自動査定」をやってみたところ……「40~80で売れるかもよ!」との結果が。
あ、危ねぇ!
じゃあ中間くらいでええやろと金額を設定(適当)。
サイトのアピール文言に迷ったら
掲載するサイト情報のアピール文言は、箇条書きで要点を抑える程度でいいかと。
私の場合は「検索1位多数(事実)」「半年ほぼ放置でも安定したアクセス数(事実)」「安定した収益(事実)」などを入れました。
まぁ、他の案件を参考にしましたけどね……。
アクセス数の指標は「Google Analytics」「Search Console」の連携があるから楽。むしろ共有しないと、数値に不信感が生まれるから必須レベル。
収益の情報も正直に答えたほうがいいでしょう。
サイト掲載から2時間くらいで売れちゃった
申し込んだのが金曜夜だったため、土日の休業日を挟んで、審査完了からの掲載開始は月曜日からになりました。
掲載開始したとたん、交渉依頼の通知が来るわ来るわで驚きました。
ニッチなテーマだし、一週間はだらだらすると思っていたから、交渉中の間に譲渡の方法をまとめておこうかなと考えていたのが完全に裏目。
結果、この方なら取引がスムーズに行きそうだなと直感したし、スパッと金額提示してくれたので、掲載から2時間ほどで決まりました。早い。
ちなみに買主とのやりとりは、ラッコM&Aの個別チャットですることになります。
サイト譲渡をするための準備
譲渡作業に関しては、「困ったらGoogle先生に聞く」でたいてい解決します。
優先するべきはドメイン移管。
なぜ優先するべきか━━? それは、移管申請からDNS浸透まで数時間から数日かかるからです。
移管作業のスピード感は、ドメインを取得したサービスにもよりますし、時間がかかるタスクから済ませるといいでしょう。
もしWordpressをベースに譲渡する場合は、管理サーバーに「かんたん移行」の設定があるとめっちゃ楽です。
今回はXserverとConoHaでの移行だから、どちらもWP特化サーバーなこともあり、かんたん移行のおかげで実質数時間ほどで終わりました。
データの移行作業は、バックアップファイルやメディアファイルが多すぎると、転送中にエラーが出やすいので、WPの「uploadsフォルダ」の掃除はしておいたほうがいいです。
なおかんたん移行をするためには、相手側に運営するWPのIDとパスワードを伝える必要があります。
ラッコM&Aは譲渡作業を開始した時点で相手の入金が終わっているので、ログイン情報だけ盗んでのっとる理由がありませんから、譲渡作業中に逃げられることはないし、その辺は安心感がありますね。
4日ほどで検収完了までいく驚きの早さ!
売却先を決めるのに気にしたのは、過去にラッコM&Aで取引をしているかどうか。
なぜなら、サイト譲渡の作業はググればなんとでもなるけど、用語なり作業はそれなりに知識がいるから、経験している人がやるほうがスムーズに行くのは当然です。
最後の最後にアクセス解析にFBページなどを譲渡して、サイト譲渡は完了!
終わってみれば簡単でしたが、買主のレスポンスが良かったため、かなり助かりました。
作業自体は、こっちが作業して完了したら相手に報告、向こうの作業が終わるまで待つ──の繰り返しになります。
主にサービス側の設定をいじるだけで済むから、スマホじゃ厳しいけど、ノートPCなりデスクトップをリモートでできる範囲なので、出先でも進めれるのは大きい。
【まとめ】サイトの売買は思っていたより簡単でした
売主に経験者を選んだし、かなり良い人と巡り会えたおかげもあって、作業も滞り無く終わることができたし無事に譲渡できてよかったです。
もしサイト譲渡の手順を何も知らない人が相手だったら、こうも早く終ることはなかったでしょう。
手順も検索すれば誰かがまとめてくれているので、興味があるならまず調べてみては?
ラッコM&Aのいいところは、売主なら手数料が一切ないこと。
買主側でも売却案件が日々更新されているし、値下げを狙うこともできます。
サイトをゼロから収益化まで育てていくのは、最短でも3ヶ月くらいかかります。その時間を浪費しないよう金額を払うと考えるなら、サイトを譲ってもらう選択肢は十分アリですね。
くすぶっているドメインやサイトがあれば、まずは査定してみて、価値に気づくのもいい発見になるかと思います。
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