資料を見ながらテキスト入力していると、マウスに手を伸ばすのが面倒になりません?
この問題を解決するなら、タッチパッド付きキーボードが最適。
ラップトップなら大抵あるけど、デスクトップのキーボードにタッチパッドは珍しい部類。いいのないかなーとECサイトを見ていたら、Microsoftのとある無線キーボードにひかれました。
その使用感についてレビューしています。
【Microsoft】All-in-One Keyboardの使用感
そんなわけで届きました。
Microsoft製の「All-in-One Keyboard」です。
サイズは横36.7cm、縦13.3cm、厚さ1.5cm。重さは500g。
駆動は単4電池2本。
無線接続はUSBレシーバーで、付属レシーバーをPCにさせば、OSインストール時からも使えるから安心かつ簡単。ちなみにレシーバーは背面にある電池カバーに入ります。
打鍵の感触は薄型らしくぺこぺこ
打鍵音は静かです。多少「ぺこぺこ」と間抜けな音が気になる程度。
小型な本体の割にキーは大きめ。ホームポジションから小さな動きでほぼ届くし、なかなか使い勝手が良い印象です。
キーも軽いので疲れにくく、スタンバイからの反応もいいから、タイピング中の休憩からの1打スルーもそう起きない良さ。
ただ……薄型キーボードに共通する悩みがあります。
キーストロークが短いため、打鍵が強いと指先が痛く感じます。All-in-One Keyboardは薄型らしくストロークが短めで、かつ軽いから、長文を打っていると指が痛くなりやすいですね。
あとは本体裏のチルトがなく、角度がつけられません。
デスクに置くと椅子ポジション次第では、真上から打ち下ろす形になるため、ふだんキーボードに角度をつけていると、慣れるまで時間がかかるかも。
使用感はラップトップに似ているから、そっちメインの人は逆に使いやすいかも。
トラックパッドの使用感はふつうですね
All-in-One Keyboardはトラックパッドがあるから買いました。
反応は普通に良いし、左右のクリックもまぁ軽いほう。パッド上で指をタップすればクリックと判定されるし、指2本でスクロールすることもできます。
この操作はラップトップを使っている人ならすんなり馴染むかと。
気になったのは、トラックパッドの位置かな。
ラップトップだと大抵、キーボードの下部にあるじゃないですか。
これは本体右側にあるから、どっちも使っていると、トラックパッドの位置に脳がバグるんですよ。構造上は右側にせざるをえないわけですが、デスクトップで使うなら、マウスでいいんじゃないかって思う……。
とはいえ、使用感と反応は上々です。
無線接続だから、椅子を倒して膝の上にキーボードを置き、リラックスした格好でタイピングができます。
この時にマウスは遠いから、トラックパッドのありがたみがわかります。
ファンクションキーに割当られている青字は「Fn+Caps」で解除
初回起動時は、F1~12のキーに描かれている“青字”が優先されています。
ふつうはFnキーを押しながら反応するキーのはずなんだけど……。
このムダな機能を解除するには、「Fn+Caps」を押してください。
これでFnロックが解除され、F1~12は白字が優先されます。青字を使いたい時はFnキーを押しながらになります。
最後に:リクライニングチェアでPC作業したい人向けのキーボード
All-in-One Keyboardは、膝の上に乗せて使いたい時に使うのが最適だと感じました。
なぜなら、テーブル上だとチルトがなくて逆に打ちづらいから。
膝上なら問題ないんですよ。もともとそういう設計をしているかもしれません。
膝上だとマウスが離れるから、トラックパッドのありがたみが染みます。とはいえ、マウスに慣れすぎていると、カーソル操作が難しく感じるでしょうし、パッド操作に慣れるまで頑張りましょう。
この問題を解決したいなら、タッチペンを使用する方法もあります。
まあ概ね不満はないんですけど、フルキーボードと比べて不便と感じるのは、PageDn・Upを使うのにFnを押しながら押す必要があること。
ウェブページをさくさくスクロールしたい時に、PageDnとかHome・Endはよく使います。コンパクトタイプはそれらが省略されるか、ファンクションを使うタイプが多いですね。
リクライニングを倒して膝に乗せて使う分には、最強のデスクトップキーボードかもしれない。
……というのが私の感想です。共感した方はぜひ使ってみてください。
PCとスマホに無線キーボードを繋ぎたいならロジ製品
All-in-One KeyboardはUSB無線接続なので、スマホに接続することができません。
もしスマホにキーボードを接続したいのなら、ロジクールの「K400p」がおすすめ!
これは複数デバイスをボタンで切り替えられるから、スマホ・タブレット・PCを同時利用している人にとって神デバイスになりえます。
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