睡眠は「時間」ではなく「質」が重要だといわれている。
この違いはなんなのか━━。
睡眠の質を簡単にいえば、ぐっすり眠ることをいいます。数時間ごとに起きるよりも、眠りが深いほうが身体も長く休めるから、起きた時の爽快感が違います。
「ぐっすり眠りやすくするにはどうしたらいいか?」は、寝室と寝具を快適にすることが大事。
具体的に何をすればいいかっていうと、「防音」と「エアコン」が最優先だと思うんよ。
睡眠の質を上げるのに防音とエアコンが重要な理由
人間の眠りを妨げる要素は「刺激」です。
わかりやすいのは「音」ですね。あとは「暑い・寒い」と肌に触れるモノの不快感。日光や照明などの「光」も刺激となります。
これらの要素を完璧に遮断するには、ある程度の努力は必要。
まずは「なぜ熟睡できないのか?」を考えてみてはどうでしょう。
睡眠中の「音」を遮断する方法
家の中は静かでも、外がうるさい繁華街や高速道路に電車が近くに通る場所に住んでいたりすると、「不快だ」と感じた瞬間に熟睡が難しくなります。ストレスも睡眠に悪いですからね。
手っ取り早い対策は「耳栓」。
着けはじめは不快かもしれませんが、耳に合う物を使って、繰り返し使えば、なれてきて違和感なく眠りにつけると思います。安物でもけっこう音を遮断してくれます。
次いでは”あえて音を出す”方法。
ASMRとかホワイトノイズなど、心地よく感じる音を聴いて眠りにつくのもおすすめ。イヤホン・ヘッドホンが必須になりますが、これも耳栓の役割を果たしてくれます。
ヘッドホンは寝返りしにくくなるのでおすすめしません。寝れないことはないけど、寝返りが打てないor寝返りで起きる可能性が高くなります。
イヤホンは有線よりも無線がおすすめ。
手頃な価格帯で音質も重視したいのなら、『Anker Soundcore Sleep A10』あたりがいいでしょう。ノイズキャンセリングはないものの、耳にスッポリはまるタイプだから、本体自体に遮音性があります。
あとは○○Musicでホワイトノイズを探すなり、YouTubeなどの配信サイトでASMRやホワイトノイズを聴いてみるなど、あなたが「気持ちいい」と感じた音を聴いて目をつぶることが大事。
あとは根本から音を遮断するため、寝室を防音にするのもアリ。
戸建てなら新築時に注文することができますね。あとからでも、通常から防音室へのリフォームは可能です。マンションなど賃貸ならオーナーの許可は必要ですけどね。
室内丸々防音にするのは、外部からの音もシャットアウト(吸音)してくれるようになります。
ライブ配信向けに1畳スペースの簡易防音室もあるけど、1畳で人が寝れるかは別問題。
リフォーム費用は広さによってピンキリですけど、1部屋をするなら150~400万くらいの幅があります。コンクリ壁のほうが安く、木造やRC構造だと費用が高くなります。
興味があるならこちらを参考にしてみてください。見るだけならタダ!
寝室は暑すぎず寒すぎず
「暑すぎ!」「寒すぎ!」と感じ、眠気がふっとんだ覚えはありませんか?
室温の適温は22度といわれてるけど、人によって個人差があります。省エネ目的なら「夏27度」「冬20度」が最適とはいわれています。
眠るためには、寝具に入っても不快に感じない環境づくりが大事。
もっとも困難なのが室温。季節によって暖房と冷房を使い分ける必要があるし、局地的な高温低温もあるから、その日に合わせていく必要があります。
その手間を省いてくれるのが、エアコンってわけですよ。
快適な室温を用意してから、次に大事なのが寝具。もちろん札束でぶん殴るほうが快適にはなるものの、いきなり高額な出費は控えたい……。
そんな人におすすめなのは、ベッドなど寝具一式がレンタル(買い上げ)できるサブスクサービス!
特に無印良品のサブスクはおすすめ。月額がわりと安いし、ベッドにマットレスもユーザー評価が高い。契約し続けて買い上げしてもお得だし、途中で返却することも可能だから、転勤が多い仕事や一人暮らしをはじめた学生にうってつけのサービスです。
騒音と気温から逃れる画期的な方法?
私は「自然の脅威」にビビリなほう。
雷が得意な人はキモがられるでしょうけど、自然の驚異を感じる音は予想不可能だし、不安からストレスになりやすい。
だから私は地下室に住みたいと常々思っている。地下50mとかの「逆タワマン」があったら入居したい。
地下なら雷の音は聞こえないだろうし、スーパー台風なり暴風で家が揺れることもない。地下深くなら地震の揺れも和らぐし、もう日本は地下都市化したほうが良いんじゃないかなって思う。
……でも、大雨で詰むんだよね。
自然の驚異から完全に逃れるには、範囲外に避難しておくのがベストですね。……まあ、移動できる余裕があればの話ですケド。
【まとめ】快適な睡眠を得るには「遮音」「室温管理」が大事!
コスパ良く安眠したいなら「耳栓」「ノイキャンイヤホン」がおすすめ。
慣れは必要だけど、初期投資が安く済むのが強み。イヤホンなら音楽を聴くにも使えるし、マイク付きなら配信に通話でも活躍できます。
エアコンは無いなら購入を検討したほうがいいです。
地域によっては助成金もでるので、住む自治体でエアコンの助成金が無いか調べてみましょう。安く買うなら、春や秋など需要が薄い季節がおすすめです。真夏や真冬は注文が増えるから、購入から設置まで長くなりやすいです。
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