Appleの新製品発表で話題になるのは、やっぱりiPhone16。
でも個人的に「AirPods 4」が気になった。
現在は初代Proを使っており、バッテリーがザコ化しているので、買い替えタイミングを今かここかと探している。
「そろそろPro3来てもいいんちゃう?」と思っていたら、先に無印4が来たという話。
15→16の変化と同様に、3→4の変化も微々たる差。
近年は内部メカの進歩も停滞しているから、レビュワーも褒める所を絞り出している感じがして面白いと感じています。
AirPods 4のざっくりした褒めどころ
- 3よりも耳から落ちにくくなった(らしい)
- コンパクトだけど最大30時間再生サポート(ケース込)
- 音質向上(したかも)
ワイヤレスイヤホンは「最大◯0時間再生!」のコピーが目立つ。
メインのイヤホンだけなら最大で5~8時間がせいぜい。最大再生可能時間は”充電ケースで充電することも含めて30時間━━”なので注意。
第二から第三世代でかなりProに寄せたから、第四世代の変化は「間違い探しかな?」くらいに収まった気がしないでもない。
音質の向上はどう?
ず~っと前から言われてはいるけど……
ワイヤレスで音質にこだわっているなら、AirPodsよりも専門メーカーを選んだほうがいい。
同じ価格かそれ以下でJBLかBOSEを選んだほうが良い説はたびたびある。
それでもAirPodsを選ぶ理由は、iPhoneとペアリングが楽で、デバイス無くした時の「探す」が保険にあるのが強みだし、なによりブランドパワーですね。
初期は「耳からうどん(笑)」と嘲笑されてたくらいだったのに、今となっては、白のワイヤレスイヤホンといえばAppleのイメージですよね。
ANC有りと無しで分けてきたのが一番の衝撃かも
AirPods 4のANC機能(アクティブノイズキャンセリング)は、機能を有り無しで分けてきました。
- ANC無し:21,800円
- ANC有り:29,800円
ANC有りだと初代Proモデルの価格に迫りました。
3で中身は第一世代Proとほぼ同じか以上になったので、イヤーピースの有無が無印とProの差くらいになってきたな、と。あとは空間オーディオとか外部音取り込みか。
AirPors ProのANCは、ワイヤレスイヤホンでも最高峰レベルとはいわれています。
無印は耳を塞ぐタイプじゃないので、ANCでの静音性はProよりは落ちます。
電車とか店舗内で音楽を静かに聴きたいなら、ANCは欲しいですね。そうでないなら必要ないと思います。
ヨドバシでAirPods4を全否定された人のお話
togetterで話題になった記事がありました。
内容は、ヨドバシで「AirPods4どう?」と聞いたら、全否定されて悲しくなった人のツイートがまとめです。
内容をざっくりまとめると、店員は正直にAirPodsのことを説明したけど、お客がApple以外に興味がなかったので、齟齬が生まれたケース。
このタイプの店員は「他の性能も知っている」時点で、個人的にも信頼に足ると思う。
でもお客が、他社と比べた話をしてこなかった時点で、Apple信者の可能性があるから、「もちろん最高ス」と脳死回答をするほうが、営業としては成功だったかもしれない。
━━というお話。
多く突っ込まれているのは、Appleというブランドを信頼しているなら、「新製品」の時点で性能うんぬん聞くよりも買えばいいじゃないか、との意見。
それは本当にそう。
近年のデジタルデバイスは、性能面での向上は牛歩レベルです。
ワイヤレスイヤホンで次の大幅アップデートがあるとすれば、次世代電池で再生時間アップとか、新コーデックに次世代無線接続とか来ない限り、大きな変化は来ないんじゃないだろうか。
最後に:次のProは幾らになんだよ……(怖)
AirPods Pro2が39,800円だったので、次のPro3は4万円超えてくるんだろうか。
今の時期にPro2で妥協すると、すぐさま3を出してくる可能性が捨てきれないので、なかなか決め手に欠ける時期なんですよね。
ProのANCは雷雨対策にいいですよ。
JBLとか他のノイキャンも使っているけど、PodsProの雷鳴カット能力はかなり高いです。
雷嫌いな私にとって、ProのANCはゲリラ雷雨シーズンの生命線。
AirPods4のANC機能は、デバイスレビュー系だと「Proよりは劣る」みたいにいわれてはいるけど、もともと静かな室内の話ではなく、雷鳴とか電車音のクソデカ騒音で対比してほしいなと思います。
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