新型コロナの経済対策で、日本が和牛券をトレンドに上げる中、ひっそりと米国はガッツリとした経済対策を提案し、可決の見通しが立っている。……その額は220兆円($2Trillion)。
今なら5000兆円くれそう。
大人1人に1200ドル。子供1人に500ドルの給付予定
日本政府の給付案に、国民があーだこーだと難癖をつけている間、グレートアメリカではグレートな給付案が可決見通しに。
現金給付は原則、大人に1200ドル(約13万円)、子供に500ドルとする。米国では飲食店などの休業に伴って人員削減の動きが広がっており、当面の生活を支える狙いがある。
日本は自粛要請から「現金給付」が提案されていますが、適用されるのが早くて5月末とのことで、その遅さにやきもきしている人が多いように感じます(一旦白紙になりましたけど)。
現金は即効性のある経済対策。でも使えなきゃ意味がない。
東京で都市封鎖の話も持ち上がりましたし、その状況下でカネを渡されても、「どうやって使うの?」ってなりますよね。むしろ外出する人が増えて、予期せぬ集団感染を引き起こす要因にもなりかねない。なので”落ち着いたら給付”になるのが妥当です。「じゃあいつ落ち着くの?」が気になるところですが、今の所、世界中の誰にもわかりません。
今回の件で廃業・失業した人も多く、失業保険の適用も急務です。日本ではその話題が挙がりませんが、もらえる権利を知らないパターンが多いようにも感じる。一番影響を受けているのが観光などサービス業で、実際に倒産してしまうケースも増えている。
内部留保が少ない中小に個人経営は、経済活動の停止=無給になるので、ここをいかに支える対策を生むかがカギですね。

アメリカのニューヨーク州では、出勤停止及び自宅待機命令が出されているので、日本の自粛よりも厳しい措置になっています。
欧米諸国では、食料品に衛生用品以外は営業不可能になっていることが多く、マックやスタバが全て閉まっているような状況。停止すると従業員の給料がまるまるカットされるわけだし、事実的に政府から失業を命じられているようなもの。終息にも目処がないので、いつまで無給が続くかもわからない状況です。
失業保険の申請が増えているのは、倒産したとか解雇された──よりも、収入がないことで申請しているケースが多いのではないでしょうか。
一方日本では「和牛券」で盛り上がっていた
最近は「和牛券」が話題になっています。
まあこれは、自民党の部会内での世間話を切り取られたもので、審議にかけられる物ではないと信じたいところ。出どころが農産部門だから、自分の関係する利権を最大限活用したい意思が見受けられうますね。なかなか”らしい”です。
もし和牛を買う権利を国民に与えるなら、生産側(畜産・焼肉など)に渡して販売額を落とす方式がいいんじゃないかとは思う。むしろ和牛専門に扱う店が今少ないんじゃなかろうか。
日本の給付は世帯別というか、収入格差を無くさないとうるさいので、決まるのはまだまだ先でしょうね。世帯10万円案でも、1世帯の人数次第で1人あたりの給付額も変わるから、”家族”は激おこ案件になっています。政府が「うるせぇ! カネをやる!!」くらいじゃないと、決まるに決まらないでしょう。
今は新型コロナの影響で、世界を繋ぐ航路が断絶している状況です。伝染病を蔓延させないためには、隔離かワクチン開発がてっとり早いわけですが、後者は18ヶ月で早い方らしい。

当初は「気温が高くなると収束するのでは?」の見通しでしたが、気温が30度近くあり湿度40%もあるブラジルですら感染拡大しているので、インフルエンザより長生きする厄介なヤツと判明してきました。
今は国交を断絶して、自国内に留めるしか効果的な予防策がないですね。喫煙者のほうが重症化しやすい傾向があるらしく、それは免疫力の低下によるもの(ビタミン不足)。証拠はないですが、感染期間が長くなってきたことで、新たに判明していることも多い。
今できるのは、何かを触ったら目鼻口に手で触れないこと。手洗いうがいを”都度”忘れずに。
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