別の店に10分くらい並んだけど、私は元気です。動揺せずに油そばを食べることができました。
油そばにハマる気配があるので「きじ亭」を選んだ
前回「さすけ」に行った時、ふと気づいたことがある。
「あれ? ……油そばを食べるのって、これがはじめてじゃない?」
油そばのチェーン店「歌志軒」が浜松にも出来て、行きたい行こうと思いつつも、全然行く機会がなかった。たまたま寄った「さすけ」で油そばを初めて体験した。ということは、ここの味がこれからの基準点になりえるわけです。「A店よりB店のほうがあーだ」「B店はA店よりこーだ」的なグルメ回文をするためには、他も経験するしかない!
ということで、静岡市で油そばを探してみた結果、つけ麺専門店の「きじ亭」が目に入る。
朝からゲリラ豪雨に遭遇したり、今でも雨が降っていたり、相変わらず出先で雨に遭遇することの多い運命力。グルメなナビの情報によると、テナントビルの1Fにあるらしい。これは雨をしのぎつつ並ぶことも出来そうかな?
そう思っていたのに……あんなことになるなんて……。
味が4種類から選べるとか、あと3回は来なきゃいけないじゃないか!
食べる前の紆余曲折は後ほど。まずは無事に食べれた油そばについて。

味は4種類から選ぶことができ、「魚介」を選択。スープはやさしい感じの魚介で、静岡県民には馴染み深い魚の粉末(ふりかけ)が添えられており、合体することで濃密な「魚!」を味わえる感じ。塩辛くないし、口の中がぴりぴりすることもなく、するする食べれちゃう。
麺は太のちぢれ。コシが強いゴリゴリ系じゃなく、もちもちなタピっぽい食感。口で切りやすいからすすれない勢の自分には食べやすい麺。いやいやコレ、かなり美味いぞ……!
中でもビビったのがチャーシュー。低温調理は今だと珍しくもなくなったけど、この鶏チャーシューはやわやわジューシーで味も深い。これだけ10枚くらい食べたい。全ての味を確かめてみたい。そのためには静岡市にあと何回来たらいいのだろう──。
ブログの方では限定メニューの公開もしています。数量限定もあるし要チェック。
裏通りから来たら列があったのでなんとなく並んだら違う店だった
ぐるなびとかGoogleMAPだと、きじ亭は「イマココビル」の1Fにあると表示される。住所だとビル自体にスポットが当たるため、正確な位置がウェブ上からはわかりにくい。実際この目で確認するしかないか……。
ビルに到着すると、内部の両脇に小型店がひしめいている。飲み屋が多いようだが、きじ亭もここに含まれているのだろうか。

眼前には5人くらい並ぶ列。ビルの内部だから雨も当たらないし、雨を避けながら並ぶホスピタリティを感じる。そう思って(特に考えず)並んだわけですが……
(10分くらい経過)おかしい。おかしくない?
情報ではカウンター7席のはず。なのに、列にカップルと家族連れが5割以上は妙じゃない?
ラーメン屋はなんかこう、コミュ障でも牛丼チェーンより入りやすい雰囲気だから、カップルはともかく家族連れで”並んで待つ”のはまず無くない? おまけに列の進みも遅い。油そばならプロだと「ごぱぁ」って5口くらいで食べそうなのに(偏見)。
なにやら違和感を覚えたので、さらに調べてみることに。
店の外観は……写真によると、通りに面しているから、ビル内部のここじゃねぇな。列が外まで続いているならありえるけど、先頭は白いのれんだし、きじ亭はむしろ赤だから違う。後ろからは「肉食べたい!」とか聞こえるし、浜松市のきじ亭ならジビエ食えるけど、ここはつけ麺専門店だし肉要素ないよな……。つか、先頭を確認すればいいだけやん。
違うラーメン店でした。入店前に気づけてよかったね! きじ亭の横には洋食店もあったので、全ての謎が解けました。

きじ亭はJR静岡駅から徒歩10分くらい
静鉄の新静岡からなら、ほぼ一直線で行ける。JR静岡駅からは呉服町通りを進み、伊勢丹を左に曲がって、右手に100均ショップが見えるか過ぎたら右に曲がった先に「きじ亭」はあります。信号のある通りにぶつかったら行き過ぎ。

青葉通りは歩きにくいの注意。
コメント