常滑焼まつり2020に行ってみた

焼きまつりで常滑に行く友人に便乗し、ちょっとぶらぶらしてから名古屋に行くつもりでしたが……。「もう1日居たかった」としみじみ思った常滑でした。

陶器のフリマが思いのほか、面白かった!

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常滑焼まつりの概要

常滑焼まつりは「2020年10月3~11日」まで。土日のみと思っていたから驚く。週をまたいで常滑市では、毎日焼き物フェスティバルなのだ。

公式│第54回 常滑焼まつり 2020
第54回 常滑焼まつりの公式ホームページです。

今年は新型コロナウイルスの影響で、従来よりも規模を縮小して開催している。ボートレース会場は中止で、イオンモール会場も規模を縮小しているみたい。トドメは各会場を巡航するバスが中止。場所によっては徒歩が拷問すぎるので注意されたし。

ところで、何の”まつり”なのかと気になる人が多いでしょう。早い話、バーゲンセールです。

各会場がフリーマーケットのような状態になり、通常よりも割安で常滑焼を購入することもできる。速いもの勝ちな点は否めないが、窯元のアウトレットは芸術点が高く目の保養になるし、蔵出しから探せば掘り出し物に出会えるかもしれない。

観光面も申し分ない。各会場には食と休憩がワンセットだし、地元野菜なり地域料理も楽しむことができる。カップルはやきもの散歩道でカフェめぐりもいいし、家族連れならやきもの体験に参加するのもいいかもしれない。

常滑焼きまつりはまさに──都市をあげてのまつりごとなのだ!

陶磁器会館からスタートし、やきもの散歩道とセラモール会場で散策

と、いうわけで──友人に便乗して常滑に来たのだ。

デカ招き猫と2匹のちびにゃんこ
デカ招き猫と2匹のちびにゃんこ

焼き物を買うつもりがなかったし、入れ込むほどじゃないから、適当に流してあとは名鉄で名古屋に行くよ! ラーメン食べるよ!

……と、思っていたのだが──

常滑やきもの散歩道の一部
常滑やきもの散歩道の一部

レトロな町並み……いいじゃねぇか! 大好物だ!!

焼き物の町といえば、クラッシュした陶器を風景に溶け込ませて、どことなく中世ヨーロッパみたいな通り道に仕上げていることが多い。特に常滑といえば、この風景はほとんどの人が見た覚えがあるんじゃないかな。

なんかのTVで見たことあるやーつ
なんかのTVで見たことあるやーつ

常滑の町が舞台になるときはたいてい選ばれるこの坂。今年Netflix独占公開した『泣きたい私は猫をかぶる』はここをロケーションしていたりする。見れてないけど。劇場初公開は10/2から常滑のイオンでやってる。焼まつりと合わせたのかな?

最初に訪れた「陶磁器会館」でこのパンフレットを見て、なんか見覚えがあるな~と。

たぶんSHIROBAKOをみたときの予告編でやっていたから覚えていたのかも
『泣きたい私は猫をかぶる』上映劇場情報

そこにはTV取材も来ていたりして、なかなかのフェスティバル感。

こちらとやきもの散歩道では、個人アトリエの物販ブースが散見している感じ。常滑焼なので陶器の質は同じものの、表情は個性が表れていておもしろい。

湯呑に興味はないけど、皿には興味をしめす

家庭料理にいちいち”映え”を求めていたら、メンタルが死ぬと思っている。料理は毎日のようにするけど、家庭のみで完結したい雑な絵面ばかりだから、SNS映えを意識したことがなかった。でも最近、あえて「映えない料理」を投稿することで、いつまでも皿が一緒なのはなぁ……と考えていた。

ここには様々な顔を持つ皿なり器が、「俺を使ってみろ!」といわんばかりに並んでいる。

インスピレーションがたぎる

ホムセンの食器コーナーに並ぶ、効率優先で均一化された物ではなく、それぞれに個性が宿っている。常滑焼といえば「急須」だけど、皿の色味はパスタやスパイスカレーなど、わりと得意分野にマッチする色合いと質感が多い。だから「この皿にはアレを乗せたい」などの発想がぽこぽこ浮かんでくる。

そして、値段を見て「ヒュッ!(息を呑む)」となっちゃう。皿を割ることが得意なドジっ子が来たらやべぇよ……やべぇよ……。

しかし、安くて良い物を探せるのも魅力のひとつ。そのために歩く、そして出会う。常滑焼きまつりはセラミックな恋人に出会える良い会場だと実感する。

セラモールでより多くのブランドに出会えてテンション上がる

セラモールは陶器のアウトレット市みたいな場所。おしゃれな中通りの両脇には、アトリエから出展されている陶器を扱うテナントが立ち並び、さながらセラミックの銀座に見える。ちょっと離れには格安ブースもあったりして隙がない。

夕方前にはもっと人が溢れていた
夕方前にはもっと人が溢れていた

個人アトリエの作品があったりと、個性溢れる商品が多かった。値段もスゲーけど! ……これを飲食で30人分用意するとなると価格は──ヒィッ!

でもアウトレット味溢れるポイントも。

ここから間違って入った常滑焼を探すのも宝探し感ある
ここから間違って入った常滑焼を探すのも宝探し感ある

ベテランの友人についていき、あっち見てこっち見て、安くて良い物をいくつか買うことができた。通常なら割れ物を持って電車で帰るから、運搬を気にしないといけないけど、そっちの車に1日置かせてもらえるからね! 繊細なヤツを買うこともためらわないメリットはでかい。

うわっ、この土鍋ちょうどいい大きさで1400円? なにィ……自分で包装すれば10%OFFだと? 土鍋を持って名古屋を1日回るのは確実に割れる、てか重すぎて肩が死ぬ。でも載せてもらえばヨシ!

そんな経緯で土鍋1個に、パスタを乗せたい皿、茶渋があっていい加減かわいそうな仏壇用の湯呑候補、漬物を入れると映えそうな皿、買った惣菜を移すと見た目で倍おいしそうに見えそうな分け皿などを購入。いつインスタにあげれるだろうか。

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焼きまつり2020は10月11日まで開催中!(イオン会場は3・4日だけ)

常滑市に行くだけなら名古屋駅から名鉄で30~50分。セントレア直通ならさらに短縮(全席指定)。自動車でも知多半島道路を使えば、浜松から沼津へ行くより早かったりする。距離はあまり違わないのに謎だ。

公式│第54回 常滑焼まつり 2020
第54回 常滑焼まつりの公式ホームページです。

今年は会場巡航バスがないため、徒歩組はしんどい思いをすることに。複数人でタクシー貸切ハイヤー状態のほうがコスパはよくなる。常滑駅周辺のホテルを拠点にすれば、1泊2日で”どちらか”の方角を攻めることで、なんとかなるかな。

問題は輸送。宅急便を使えばいいけど、緩衝材をいくら入れても「割れ物注意」「天地無用」をムシされては元も子もない。こればかりは”賭け”かな。各会場ごとでまとめて、そこの店から出してもらうほうが安心できるかと。

「次は信楽陶器祭りがあるよ!」

今回でちょっとハマりかけている俺に、そんな囁きが──

信楽陶器まつり
年に一度の信楽焼最大のビックイベント。陶器なら何でも揃う信楽陶器まつり。

流石に連チャンは厳しいっすよ(フラグ)。

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