ぶらぶら歩いてふと気付いたこと
大阪ってもっとこう、自販機感覚でたこ焼き屋が並んでいるかと思ってた(偏見)。実際には宇都宮と浜松の餃子店と似たようなもので、文化で根付いてはいるが群集しているわけじゃなかった。
そうだな、商店街の一列全部たこ焼きはさすがに引くよな。
……いつもは食べたい物を決めてから、ここって店も決めて完璧なスケジュールを組んで挑んでいます。
しかし今回は、フィッシングショーに行くと決めたのが2週間前。ホテルが取れたので1泊しようと決めたのが1週間前。ようはどこそこで何を食べようと、考える暇もなかったのである。
ホテルは日本橋の端っこだけど、道頓堀など中央エリアは徒歩で余裕な位置。
うどんを腹に流し込んだあと、夜のうちに心斎橋やオタロードに道頓堀など、繁華街な通りを雨なのにぶらぶらして、腹のクールダウンも終わったようなので、次なる目的のたこ焼きに挑む。
へいしり! たこ焼き屋教えて!
結構有名どころらしい「わなか」で関西たこ焼きの洗礼を受ける
──だって調べたからね!
関西のたこ焼きは大まかにわけると、外カリカリで中とろとろの出汁が多めのタイプに、しっとりだけどボリューム感のある揚げ玉多めのタイプに分類されるらしい。
わなかは出汁タイプになるらしく、行列も当たり前の有名店らしいが、雨もあるしゴールデンタイムが過ぎたことで、すんなり買えました。
ソースの味にかける物など、トッピングを選べるのは”通う”うえだと嬉しい配慮。でも俺は次いつこれるんだってばよ?
適当に目に付いた俺的パワーワードである「ピリ辛ソース・かつお節・マヨ」で。キスする予定もないのに青のりはアウトにしたのは、振り返った今でも理由がよくわからない。
そして本場のたこ焼きが登場する!
……見た目はたこ焼きですね(冷静)。どれどれ味は────〜〜〜〜ッッッッ!!!
(しばらくお待ちください)
中が熱すぎて1分くらい悶絶しました。
はふっはふっ♩とか、そんな可愛げのある仕草をする余裕もないほど、口の中にマグマぶち込まれた感覚だった。やばい(まとめ)。
これは中を開けて冷まさないと無理やね。そのための箸か……。
たこ焼き1つで(口の中が)ダウンした
1個目のヤケドで味どころじゃないけど、十分冷ましてから食べるとほのかな出汁が香っておいしい。タコはめちゃデカイわけでなく、味のアクセントとして付け合わせ感覚にいい味を出している。
タレは…………普通だな!
特別めちゃくちゃ美味いわけでもなく、たこ焼きとしては美味しい部類でしょう。熱さでは歴代トップですが──。
次があれば、持ち帰って十分冷めてからパクつきたいぞ。
もしかして関西のたこ焼きは、持ち帰りを想定して中がとろっとろの出汁系を提供しているのだろうか?
そうだとしたら思いやりあるやん!
木津市場で出会った揚げ玉もりもりのたこ焼き
中央卸売市場が閑散としていたので、新今宮駅から北側にある「木津市場」に立ち寄りました。
食材スーパーがあって、静岡にはないタイプのつゆが多いし、何より肉類が充実しているのがいいですね。
そこでソースとあご出汁つゆを買い、通天閣でも冷やかすかと移動しようとしたところ、たまたまたこ焼き屋が目に付いたので、吸い寄せられてしまった。
「あっちち本舗」というらしい。たこ焼きを買うとドリンクもついてお得感があります。
見た目は縁日でみるタイプに近いですね。味は前日食べた出汁タイプと違い、こちらは揚げ玉もりもりのタイプで、香ばしい味がします。
もとは天ぷらのカスだし、香ばしい味は揚げた食材にもよるので、1個ごとに若干ながらの違いがあるのが実に面白い! 前日の反省点で今回は十分冷ましたからね、味がしっかりわかるYO!
甲乙つけ難いが揚げ玉verが好きかも
歩きながらだとこのタイプのほうが食べやすいかな。
他所から初体験でインパクト重視なら出汁多めのほうがウケると思う。
数あるたこ焼き屋から2店しか行けませんでしたが、次はたこせんも楽しみたいですね。
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