精進湖でプチ登山をした後、山中湖近くの「紅富士の湯」で体をほぐし、そのまま紅葉まつりへ! ……まではスケジュールの範囲内でした。
問題は、気温5度以下で湯冷め不可避な所だった。
果たして風邪をひかずに乗り切ることができるのだろうか。頼む! 保ってくれ俺の免疫力!
旅の疲れは温泉で癒せとみんなが言っている
精進湖から河口湖駅に着き、ここからは紅葉ライトアップまでの時間稼ぎをするタイム。
目的地としている山中湖の紅葉まつりは、御殿場2番乗り場行きに乗り、旭日丘で降りてすぐ。ここは富士五湖パスポートでも範囲内だから問題なし。もうすっかり覚えてしまった。
その道中、都合が良い場所に日帰り温泉がある。「紅富士の湯」だ。
花の都公園で降りてすぐだし、入場料も安めだしタオルはレンタルでいいし、ここで夕刻まで時間を潰そう……と、決めたまではよかった。
閉館時間と次のバスまでを考慮してないことが悲劇に。
紅富士の湯で棒になりかけた足をほぐす
慣れない山道を10kmくらい歩いた後で、足がいい感じにフワフワしている。限界ではないけど、とにかく腰を落ち着けたいところ。
紅富士の湯は、御殿場2番乗り場行きの「花の都公園入口」から徒歩3分ほど。
バス停を降りると、車がビュンビュン飛び交う街道で、ちょっと離れた所に信号機がある。もしここに横断歩道があれば、心優しいドライバーが停まってくれるかもしれない。
……でもここに来てから、歩道で待つより信号機まで行ったほうが確実! と体感している。そうだね、雪道でいちいち止まると逆に死ぬからね。
車の切れ目を縫う野生動物のように、相手の殺気を迫力が途切れた時に渡るのが、ここで生き残る術だと思っている。他の観光客はどう感じたのだろうか……。

まぁそれはともかく、紅富士の湯には予定通りに着きました。
路肩には落葉がこんもりあって、赤色のモミジがところどころにあるし、「もうここがゴールでいいんじゃないか?」と思える景観の良さ!

とりあえず風呂だ風呂!
風呂上がりにルートを検索しだして湯冷め不可避の未来をみる
風呂に関しては、特に語ることもないので割愛。
……したい所だけど、しいていうなら、”ふつうのスーパー銭湯”です。館内はわりと広いし、休憩場も十分ある。一日ここでぐったりできるほどの設備はある。サウナと岩盤浴はアレの影響で中止してるぞ!
残念なのは、露天で富士山が見えるつっても、曇だと見えないことだ!
他に温泉施設がないこともないけど、山中湖の外れとか、帰りのバスがある気がしない所が多いですね。やはり温泉地は宿泊とセットでナンボよ!
ここは山中湖への観光ルートだと、中継に丁度いいのもあったからチェックしていた。ただひとつ、見落としていたことに気付いたのは、風呂から出た16時過ぎ──
閉館時間が18時……だと……?
「えっちょっと待って」が素で出た展開。次のバスを確認すると、約15分後の17時台を逃せば、次は19時になる。……てことは、閉館まで粘った後は、気温5度に1時間も放り出されるのか……風邪不可避やろ……。
そりゃもう、慌てて退館しましたよ。気付いた時から15分後に乗れなければ、ここで2時間過ごすことになるからね。
まぁそのバスは、渋滞で20分くらい遅れてきたんですけどね。行きで工事渋滞にはまってたから予想はしてたけど……。
山中湖紅葉まつりに到着!
結局、風呂上がりのぽかぽか状態で、30分ほどバスを待つハメになったわけですが、湯冷めをする暇もない──。
日もすっかり暮れて、車窓にはひたすら闇が映るだけ。富士五湖のうち4湖はバスで通ったけど、気づけばまだ精進湖しか見れてねぇ!
でも紅葉まつりは湖畔開催だし、これで2湖は制覇できるね。実際まだ行ったことないのは西湖くらいだけど。

温泉パワーで内部からあったかいため、外気温の冷たさがそれほど気にならない。ここを見てまわることは、”外気浴”と割り切ることにしよう。
平日夜だし期間も終盤で人も少なく見やすかった
紅葉まつりの開催期間は10月30日~11月15日まで。訪れたのは12日なので、もう終盤戦もいいところ。おそらくもう大半が開始直後に訪れたのでしょう。
会場は思っていたより人が少なく、これは開催直後の河口湖に流れているのではないか疑惑。
だってメインがこんな感じなんだもの。

いや実際はそれなりに居るんですよ。駐車場は5割埋まっているし、もみもみ探索している人もちらほら見かける。
メインは「紅葉を見ること」だし、範囲もかなり広いから、いい感じに分散してディスタンスなんじゃないですかね。おかげでボッチにとっては動きやすくて助かります。
さぁiPhoneの夜景カメラの実力、見せてもらおうか。




ふぅ撮った撮った!
次のバスまで1時間ちょいだったから、人が少ないおかげでサクサク勧めて予定通りに完遂! ただまともに全部見ると、私が進んだ範囲は3分の2程度だった気がする。
写真の構図にこだわりつつ、映えてアップを繰り返しながら端まで進み、また戻るとなれば……2時間見ておくほうがいいですね。
ただ出店とか、なんにもやってないんですよね。悲しいぞ。

最後に~~夜の紅葉は制覇した、次は日中か……
そんなわけで山中湖の紅葉まつりを後にしました。
気温5度くらいだったらしいけど、懸念していた湯冷めはしませんでしたね。むしろ歩き回って余計に熱くなった。

予定ではあと24時間後くらいに、またここを訪れることになるんですけど……。河口湖の「もみじ回廊」も会場オープンしたてで気になってんだよね。
どれ、まだ19時頃だし、行けるバスでも調べるか……。すると、「行けるには行けるけど、帰りがない可能性がかなり高い」ことに気付きました。
そっかー、臨時ダイヤでも”河口湖を”循環するバスだから、仕方ないよね。河口湖駅から富士山駅に戻るとはいってないしな。
──そして翌日の夕方。

最大限の得をするため、旭日丘で降りる必要があったから、再びここへ訪れました。明るいところで見ると、また別の景色に見えますね。
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