「黒田屋」は豊橋で有名らしい家系ラーメン。それがお隣の磐田市にあるらしい。
本家よりもまず分家から。外堀を埋めるかのように、チェーン系列で近い方から攻めよう──と、ナビ通りに来てみたら、巨大なパチンコ屋しかないのですが……?
シトラス系のイイニオイがするパチンコ屋に違和感
黒田屋+sは「タイキ1333」というパチンコ屋の一角にあります。
ナビで「目的地に到着しました。」と言われたものの、ここはどう見てもパチンコ屋なんですが……。
とりま周囲をぐるっと。おお、星乃珈琲店が新しく出来るのね。敷地面積が大きいパチンコ屋は、こうやって他のテナントを積極的に入れて、地域のアミューズメント地点としてアピールするほうがいいと思う。
ラーメン屋は施設内に入って左側にありました。その入口はパチ屋入店後のすぐ横にあるから、18歳以下でもギリギリ行ける……のか……? しかし自動ドアが反応してくれず、別のドアから入ることとなりました。……大丈夫だろうか、いろいろと。
注文は券売機で。領収書が出ない悲しみ。

豊橋の店は家系だと聞いていたけど、黒田屋+Sは担々麺を推しているようだ。
券売機の上で目立つ所にあるし、「並・上・極上」とランク分けもされているから、きっとウマイのではないかと想像する。私は値段もそこそこな「上」を選び、なんとなく長ネギのトッピングを追加しちゃいました。
辛さよりスープの旨味が勝るあっさり系担々麺
届いた担々麺はよくあるタイプ。辛味はラー油に頼り、味はベースで勝負してくる感じですね。

ただ……長ネギのタワーが結構高く、そこに居るだろうひき肉が見えないので、なにか違うラーメンに見えます。──そう、”ただの長ネギラーメン”に。
その”担々要素”を抜けば、よくある魚介豚骨みたいな感じ。
もしかして、横浜家系と名乗っているラーメンに、ラー油をぶち込んだほうが、確実にうまいのではないだろうか──。みたいなことを考えてしまうほど、わざわざここで担々麺を頼むことはないかなって。

おまけに、これで「上」ですしね。
このランクは味よりも初期トッピングが関係しているだけな気がします。
腹は膨れるけど味の満足度は低め
スープはまずいわけじゃないけど、麺がだるだるのやる気なさだったので、私の好みに合わなかったのもあります。
担々麺は細麺を使うことが多く、わりと茹ですぎレベルで提供されることが多いのですが、黒田屋+Sのは太めでもだるだるだったから、固めで頼めば「これだよこれ!」になっていたかもしれませんね。まぁ注文時にどうするかも聞かれなかったんですけど。

……うーん、ここでリピはないかな。豊橋のホンモノに行ってから再考したいですね。
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