ほうとうにハマった男の末路……。
山梨・長野ではあんなに売っていたのに…
浜松のスーパーでほうとうを探すと、驚くほど見かけない。

太いうどんはある。でも”ほうとう”じゃない。むしろきしめん率が高まるのが、静岡西部かつきしめん県が近い浜松ならではだろう。
山梨・長野では見かけないほうが珍しい。「うどんカテゴリ」に入れるなら、どれも似たような物なのに、地域色の強い麺はそこを出てこない。飲食店でチェーン化しないのはおそらく……提供時間がネックなんだろうなぁ。
ツルヤで買った生ほうとう麺は2日で消える
ほうとうを実際作ってみると、気付いたのは手軽さと便利さ。
とりあえず野菜鍋を作れば9割は完成。あとは麺をぶち込み、10分近く煮込んでつゆがドロドロに乳化すれば完成! 基本は放置でいいから簡単! 吹きこぼれには気をつけよう!


ほうとうはきしめんを厚くしただけのイメージだった。
きしめんはツルツル喉越しだけど、ほうとうは汁を吸わせてもっちもちが主流。なんだかきりたんぽの麺バージョンのようだ。そしてどことなく、二郎ラーメンの極太麺を思い出す。
ツルヤの生麺コーナーには、ほうとうとうどんがたくさん並んでいた。
太さもまばらで、どれも美味しそう! 片っ端から買いたかった……でも生麺だから賞味期限がね、気になるところだよね。蕎麦も食べたいし……。
断腸の思いで特徴的な2つをチョイス。
それは2日で消えました……。だって美味しいし、料理が楽なんだもの……。
ほうとうロスを抑えるには麺を買うしかない!
ほうとうの手軽さは、粉落としをする必要がないところ。打ち粉も一緒に茹でちゃうことで、汁に良い感じの塩気も入るから、調味料としても活躍してくれる。
これはあれだ、パスタで茹で汁をソースに入れるようなものだな。
幸いにも今の季節は毎日鍋でもいいくらい。
おニューの白菜は甘みもあるし、水分をたっぷり含んでいる。それをメインに人参と葉っぱ系を散らせば、彩りも豊かになる。肉や魚を入れればタンパク質も摂れる。これらの〆にもほうとうは使える!

ベストは信州みそを使ったスープ。……味噌汁ともいう。
甘口だけどほうとうの塩気が抜けるので、野菜の旨みもコラボして、最終的には良い感じのスープになる不思議。これが化学か……。
スーパーで売っている「スープのみ」を使ってもいい。でも味噌ベースだと塩分過多になるかもしれない。
ちなみに新東名の岡崎SAならほうとうを買うことができる。あそこは中部地方の土産が全集結してるかのようなSAなので、「お出かけしたとみせかける買い物」ができるぞ!
無難に安く買うなら、ふるさと納税を使うのがベスト。
”非常食””常備食”なのか……。
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