フリーランスにとって領収書(レシート)は金券なんだよなぁ

節税の要は「経費」である。

企業所属の経費は制約が多いけど、フリーランスだと業務に関わることを全て経費にできるから、節税に繋がります。

まずは領収書(レシート) の重要さを知りましょう。

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法律上では「お金を稼ぐために使った費用」が経費

経費でよく耳にするのは、「接待交際費」と「旅費交通費」で。

接待交際費は、取引先と打ち合わせをするため、喫茶店や飲食店を利用した金額を経費にできます。ようするに、仕事に繋がる飲食費が該当します。

旅費交通費は、仕事をするために宿泊施設を利用したり、移動した際の費用が該当します。ようするに、業務上で必要不可欠な移動・宿泊が該当します。

どちらも一般企業ならめちゃくちゃ渋る経費。しかし本来なら、常識の範囲内ならいくらかかろうとも構いません。

例をあげるなら、ラーメンブログで稼いでいるなら、食べ歩いたラーメン代と交通費、宿泊が必要ならそれらを全て経費にできます。

経費って、使用用途の因果をちゃんと説明できれば、かなり幅広く申請できるんですよ。

500万稼いで500万経費にすれば納税する必要はないけれど……

所得は総売上から経費を差し引いた額になり、基礎控除の額まで経費を積み重ねれば、所得税をゼロ申請することもできます。

これは税制上、何の問題もありません。

ないけど……税務側からすれば、「生活費はどうしてんの?」とか「コイツ経費無駄使いしすぎじゃね?」とツッコミが入る恐れはあります。監査が入り脱税とされ、追加徴税になることもあります。

これを防ぐために大事なことは、「その出費が本当に仕事で必要なのか?」を証明すること。

その証拠となるのが領収書(レシート)というわけです。

領収書(レシート)は経費の証明書!

経費の証明書は「絶対領収書!」と思われがち。ですがレシートでも大丈夫。

企業の主な取引先は相手企業になるため、見積り書と請求書が主になります。基本的に大きな買い物になるから、コンビニで買ったレシートなどは、金額からしても「申請するの面倒」となり、自腹で済ませることが多いと思います。

一方でフリーランスは、生活以外の全てが仕事に繋がるし、個人消費が多くなるため、領収書といえば「レシート」くらいになります。

レシートの保管で文字が消えるリスクを回避する方法

レシートは感熱紙で印字されており、質が悪いと数か月で文字が消える恐れがあります。

税の申告書類は最低5年間の保存が必要であり、関わる証明書(領収書やレシート)は7年の保存期間と定められています。

税務調査が入った時、文字が消えたレシートを出しても証明にはなりません。これを防ぐため、特に重要なレシートには、ボールペンで金額と日付のメモを付け足しておくといいでしょう。

個人飲食店や露店だと、レシートがないこともあります。例えなくても、今は写真データも認められているため、日付入り写真データに金額をわかるように記入するか、手帳に日付入りメモを残すのも手段のひとつ。

ようするに、「お金を稼ぐためにお金を使いましたよ?」っていう物的証拠を残せばいいわけです。

商品を買って宣伝するだけでも経費になる?

YouTuberやインスタグラマーは、映像を通してアクセスを集めて、その広告収入により所得を得ています。

この場合、動画作成をするために購入した物は全て経費にすることができます。

例えば買った商品をレビューしたりとか、外で撮影するための交通費とか──。動画配信者にとっては動画を作成することが仕事になるため、動画に関わる全てを経費にすることができます。

ゲーム実況も同じこと。買ったゲーム機にソフトも(収入につながっているなら)経費にできます。でも難しいのは”課金”ですね。

月額課金のサブスクゲームは別として、ガチャ課金は経費にするのは難しいでしょう。もしそれで人気が出て、チャンネル登録数が爆発的に伸びたとかの理由があれば、経費にできないこともないかもしれません。

税務職員を納得させることができれば、娯楽を経費にすることは可能なんです。けっこう柔軟でしょ?

「えっ?こんなのも経費にできるの?」がわかりやすい書籍

『経費で落とす領収書がわかる本』は「えっこんなのも経費にできるの?」がわかりやすい

『経費で落とす領収書がわかる本』は「えっこんなのも経費にできるの?」がわかりやすい

個人が「経費とは何か?」を理解するには、『経費で落とす! 領収書がわかる本』がおすすめ。

レシートの重要性と、どこまで経費として認められるのかがわかりやすい。内容はそれほど難しくなく、わりと早く読めるので、立ち読みでパラパラ要点抑えるだけでも勉強になるかと。

ちなみに書籍は、新聞図書費で経費にしやすい。最もな理由として、知識を得るため、勉強するため、という大義名分がありますからね。

漫画でも研究するためや批評サイトの運営をしているなら、十分に認められます。

経費の考え方をおさらい

最後に、経費の考え方をおさらいすると──

国に納税するため、これだけ働いて稼ぎました。そのためにこれだけの費用がかかった。だから費用に課税するのはおかしくね?

という考え方でいいんです。

あとはそれを納得させる材料を用意すればいい。その証拠となるのが領収書、そしてレシートです。

だからなんでもないレシートでも、後から「あれ経費にできたかも……」と気づくこともあるから、日頃から”経費にできるか?”の選択と選別を意識するほうが、節税に繋がります。

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