前々からちょっと気になっていた店に寄りました。豊橋市にある「無患子(MUKUROSI)」です。タイミングがあったので、行っちゃうか!と。
感想はタイトルの通りです(後いる?)。
俺のセンサーに来たんだよ!
そんなわけで「無患子(MUKUROSI)」にきました。
ナビ頼りに向かうと、イオン豊橋南から高師方面に行くのはわかる……。でも途中で「これ誰かの家で行き止まりだろ」って道に入り、Googleのナビ能力はいつも私をハラハラさせてきます。

みんな大河ドラマでミッチー(光秀)の叫びにキュンキュンした余韻に浸っている頃に到着。すなわち21時頃です。
……先客が誰ひとりとして居ない、だと?
ここで”人気店”じゃないことはわかりました(失礼)。
異様な雰囲気で出てくる普通のラーメン
店内は広々としており、どうやら2階もある模様。駅チカのマックかな。
カウンター……らしきスクリーンがある対面テーブルに着席。店内にはシブヤのガード下にありそうなイラストが描かれており、今にもラップバトルが開催されそうな雰囲気。

だがメニューを見ると、普通だ。
──よし、明日から寒気が来ることだし、先取りして温まる味噌ラーメンだな! 辛いのもあるけど先日懲りたからね……。内臓も休ませてあげたい。そして栄養もつけたい。
スパッと出てきた味噌ラーメンは……

驚くほど普通でした。
「こういうのでいンだよ」と唸る味噌ラーメン
さてこの味噌ラーメン。どことなく懐かしい香りがする。
一口するたび、記憶の奥底から蘇ってくる情景……。そう、子どもの頃から知っている味だ。
チャーシューは旨みを全部吸い取られて、柔らかくて無味の”なにかの肉”になっている。具材は最小限。味噌ラーメンにはなぜコーンが入っているのか。お約束が散りばめられたバランスである。

そしてスープ。……これが驚くほど普通で、特段ウマイわけじゃないが、マズイわけでもない。ずっと飲んでいたいミソスープ(ガラ)だから悪くはない。あっさり。
麺はそれ自体に美味さがあるわけでもなく、スープは絡むよりも”弾く”ほどのプリプリ感。
そして乱雑な長さ……もしかして、これは────だな?
いやいやでも、驚くほど普通なんですよ。「こういうのでいンだよ」と唸る味なんですよ。700円以下なら納得できるんだけどなぁ。
MUKUROSIはこちら
営業は昼と夜の二部制。夜は24時L.Oまでやっています。店に至る道は住宅街の脇で、そこそこ迷いやすい位置だから注意(特に曲がる場所が)。
ラーメンよりもサイドメニューのほうが力入れてるタイプかもしんない。

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