男鹿市に来たのは親族への挨拶とか色々。
「こんな時だから──」と、行くか行かないかをギリギリまで迷った。これ以上伸ばしてもなぁ。事態が好転する頃には桜が咲きそうだし、18きっぷの使用期間に合わせれるタイミングが、ここしかなかった。
12月にしては記録的な大雪が重なっても泣かない(想定済み)。
大雪予報と旅程が重なっても泣かない
あらかじめ予定を立てると、荒天が重なることは運命だから、想定していた。
せめてもの恩情は、私が行く時に気温が少し上がること。氷点下にならなければ凍結の心配はまずないし、翌日の移動もなんとかなるだろう。

東京からの新幹線は、仙台の手前からもう銀世界だった。
通常の静岡県民ならもうハイテンション間違いなし。──だけど今回ばかりは、この雪道に車を運転しなければならないのよね。……まぁなんとかなるしょ!
スタッドレスを履いて雪道を走ったのは初めてとかいえない
まぁ雪道の経験がまったくないわけじゃないので、特にハプニングとかはありませんでした。
スタッドレスで走ったのが初レベルだし、レンタカーのブレーキ遊びに慣れないうちに雪道へ放り込まれるのが一番堪えた。秋田駅に繋がる道のわかりにくさ……ヤバない?
秋田1日目は終わり2日目は観光へシフト。
でも……見る物はないね……。行きで寄る余裕がなかった巨大ナマハゲを撮るか。

大きさを比べる物がないので、どれだけ巨大かがわかりにくいと評判。
3階建てのビルと同じくらいはあるかな? 男鹿市民いわく、さらにデカくなる予定らしい。何に予算と情熱をかけているのだろう……。
ハタハタの干物を探して道の駅をウロウロ
まずは一番近い「OGARE」へ。

ちょうどハタハタの水揚げが出てきたニュースを見ていたので、生があるかと期待したものの、ここにはないようだ。数日荒れ模様だったし、水産物も普段よりは少なそう。おまけに朝一番だし。
農産物も特に目を引くものがない──というか、今買っても困るしなぁ。
次は「道の駅あきた港」。ここで衝撃の事実を知る。

好きな番組の「ドキュメント72時間」で見たうどん自販機が、まさか秋田だったとは……。そして久しぶりに見るなこの自販機。かなり有名な存在のようで、観光資源にもなっているよう。
でもカステラ的な菓子にうどんを合わせるのはどうだろう……。

友人へのネタ枠に買ってしまった。感想は後で聞くとしよう。
ここでは冷凍のハタハタ干物があったりと、なかなか品揃えは豊富。秋田っぽいアレコレを数個買い、お土産枠でまとめて、ヤマトの配送センターで直接贈りました。
大きなスーパーに寄ってみると、ここには生ハタハタがケースごと1万円であったり、オスメスがパックで分けられていたりと、かなり優遇されていました。
野菜はちょいと高めですね。物価に大きな違いはないけど、野菜と肉類が微妙に静岡よりも高いかな。他県に行くとこういう”違い”を探すのも面白い。
何もトラブルなくレンタカーを返し稲庭うどんを食う
レンタカーはHV車を頼んでいたんだけど、受け取りの時に最新のフィットHVとアクアが並んでいたんですよ。そりゃフィットの方だろうと思うじゃないですか。
私が乗るのは6万キロ近く走っているアクアでした。装備も最低限で、ナビの性能もクソ。
これはあれだね? 雪に慣れてないS県民だから「まぁぶつけるだろ」と思い、古いボロボロを渡したのではなかろうか。……店側の利益としては最善の選択だな!
まぁ何事もなく帰って来たので、あとは何か食べてホテルへ行くだけ。
駅ビルの3Fで適当に名物っぽいのを探すも、目的としていた比内地鶏の店は営業していない。妥協をして稲庭うどんにしよう。昨日から食べ過ぎでもたれ気味だしね。

うどんはウマイが、せいろのザルがくっさいので、衛生面がヤバイ。
めんつゆの味も普通で、驚いたのは本物の稲庭うどんのコシくらい。スーパーで売ってる茹で麺と同じのも想像していたから、噛むのに疲れたくらいですよ。
総合すれば普通のうどんでした。
ホテルの暖房が頑張ってくれなくて寒かった
地元じゃ結婚式によく使われるホテルに泊まりましたが、部屋は広いけど施設が古いから、いろいろと残念な感じ。駅チカでやけに安かったのはこれが理由か。
ベッドも残念でぐっすり眠れず、翌朝はちょっとダルダル。

さて、秋田を後にして、これから18きっぷを使い、のろのろと浜松まで帰ります。


さらば秋田県、またいつか。
コメント