23日の最終目的地は米沢駅。
1人焼肉を乗り越えた今、1人米沢牛を堪能するのも怖くはない。そして懐もそこそこ温まっているし、何より地域共通クーポンもある……たった1000円だけど。
選んだのは「焼肉みよし」でした。
山形県に入ってから雪の量がパナイんですが
米沢駅を降りて思ったのは、雪の量が新庄よりも多いこと。

道路の融雪装備も他より充実しており、降雪が特に多い地帯なことがわかる。……それにしても、歩道が埋まるのが辛いんだよなぁ。シャーベット状な箇所が多いから、油断してるとコケそう。
ホテルにチェックインし、疲れを癒やすのもほどほどにして、店が混む前に行こうと足を動かす。
とはいっても、焼肉みよしへは徒歩2分程度の距離。……雪が無ければ。
アットホームで素敵な焼肉屋さんです
外観は居酒屋。中に入っても居酒屋。テーブルにあるガスコンロを見て、「ホルモン焼き? いや、焼肉かもしれない」の選択が産まれる。
でも焼肉屋だ!
米沢牛を取り扱っている店でも、駅前では比較的リーズナブルなほう。
2人以上はセットを選んで間違いないけど、1人で単品を頼むとアホみたいに高くつくこともあるしなぁ。何を選ぶかも迷ってしまうし……。
まぁ「満喫セット」を頼んで、3品くらい追加が無難か。
これが一流の和牛よ!
飾らない料理ほど、味で感動を覚えることはよくある。
盛り付けで楽しませるのも料理だけど、最終的な満足感はやはり、味とボリュームだと信じている。みよしは家庭的な焼肉でアプローチをしているけど、味は本物だった。

満喫セットは「米沢牛カルビ」のみ。それだけじゃ流石に寂しいから、ハラミは既に追加していた。
これがね、柔らかくて美味しいのよ。
前に食べた牛○のカルビなんて、噛み切るのに苦労する固さだったのに、米沢牛はハラミですら唇で切れるレベル。脂は甘みが勝って全然くどくない。
これが本物か……!
セットにカレーが含まれる斬新な内容
カルビはキャベツと一緒に食べるのがみよし流らしく、実際試すとこれもうまい! キャベツ自体がうまいから間違いない。
しめに「中華風おじや」と「みよしカレーハーフ」が頼めるんだけど、私は最後に回すとか面倒だから、いつでもいっすよとカレーを頼んだ。

これが和風カレーの代表みたいな味で、めっちゃ落ち着くんです。いやでも、思っていたよりご飯の量が多いな。これでハーフならフルはどんなだよ。
終わってみれば、みよしセットを1人で堪能するのが正解だったかもしれない。米沢牛をたらふく食べたいなら、それしかなかった。
締めの味噌焼きホルモンは普通だった
もうちょい肉が食べたいなぁとハツを追加。

これが今まで食べたことないくらい、臭みも何もなく、甘みがあるんですよ。信じられないくらいうまいハツだった。今まで食べていたのはレバーだったんじゃねかな。
最後に味噌焼きホルモンを実行。鉄板が焦げやすいからラストなんです。

これがね、驚くほど”普通”だったね。ゴリゴリのホルモンは噛みごたえがあって、満腹中枢がいやおうにも刺激される。でもビールに合うんだよなぁ。
でも最初に出てきた煮込みホルモンは良かった。

これを煮込むと、あんなに柔らかくなるんだなぁって。
米沢ナイトは大満足で終わる
分厚いステーキで1万円も考えていたけど、やっぱり腹ペコは満腹で帰りたいもの。
満喫セットは満たす面でも十分だし、リーズナブルだからソロにおすすめですね。カルビの美味さで目覚めたら、もう単品注文が止まんないよ?

観光バスの駐車場に真っ白な山があって芸術点が高かった。
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