白河ラーメンを本場で食べたかったんや。
……でもちょっと違うのを選んでしまったようだ。
米沢市の朝は寒かった
山形から福島へ向かう朝は早い。

8時に出ても白河へ着くのは12時頃。ダイヤの神様が仕組んだようなスケジュールで、昼は白河で”白河ラーメン”を食べる予定。
有名なご当地ラーメンにようやく会えるかも。
新白河駅にある「かづ枝食堂」に
白河市には「白河駅」と「新白河駅」がある。どっちも近隣に店はあるけど、数に少しだけ差がある程度。
歩いて行ける範囲は白河駅の方が多いが、心惹かれる店が営業していないor駅から遠いことがネック。新白河駅は数こそ少ないものの、駅前に評価の高い店があるので、かづ枝食堂を選びました。

駅を出れば徒歩2分ほど。
メシタイムは2時間を見込んだ。もし行列が出来ていた時に対応するためでしたが、思っていたよりも空いていた。
……まぁ、乗客がほぼ降りることもなかったしねぇ。
凶悪なまで野菜が乗っている野菜タンメン
王道を往く白河ラーメンなら醤油を選ぶべき。
でもここは、塩を選ぶのもアリなのではないだろうか。
日頃サラダを食べることは意識しているが、旅のメシは野菜が不足しがちになる。ここ数日でもっとも野菜を食べたのが、初日の二郎だから、今後を考えて野菜タンメンを選んでおこう。
あ、ついでに餃子も。

写真だと大きさが分かりづらいが、丼が異様にデカいんです……。
「洗面器かよ!」と思ったし、割り箸を丼の上に置くことが出来ないくらいの幅。それに野菜がこんもりしており、比喩することなく”麺が見えない”。むしろ麺を触れない。
ひょっとして、麺入れ忘れてんじゃねーのと疑うほど、野菜が多すぎる……!
食べても食べても野菜が減らない。
二郎の野菜マシでもここまで苦戦しなかった。麺は本当にあるのか……?

あったね。野菜に対して半分くらいの量だよ……。野菜をある程度片付けるまでに、ちょっと伸び気味ですよ。悲しいね。
あっさり塩味!野菜も餃子もウマイから許せる!
それにしても店員が多い。みんなから近所のおばちゃんを感じるけど、もしかしてみんな”かづ枝さん”なのだろうか……。
湯で野菜にあっさり塩味のタンメン。
味に飽きて酢を投入したら、これが逆に甘みを引き出す好アシスト。頑なに醤油こそ入れなかったけど、全体はタンメンらしい味でした。素直にうまい。

そして餃子もうまい。
一口が難しいボリュームのある肉餃子で、たった6個でも十分腹にパンチをかます量がある。……これは見誤ったね。軽く腹ごしらえが完全に満腹を越えた状態になってしまった。
野菜タンメンおそるべし……。

店内は昼のコロナ速報をやっており、おばちゃん達は福島でも増えていることを「怖いねぇ~」といっていた。
たしかにここ数日、東京都の数だけフォーカスが当たっているが、地方都市もバンバン数が増えている。東北地方でも宮城と福島は多いほうで、それだけ人の往来があるんやなぁと実感するのであった。
たっぷり野菜にニンニクと肉をキメ、おひさまを浴びれば、免疫効果も高まるぞ!
次の電車まで1時間あるのでコーヒーブレイク
……スープ完飲したら死ぬレベルの盛りだった(普通を選んだけど)。
次の電車は1時間後。ちょっと歩いて腹をこなれさせたい──ですが、人の往来がまったくないくらいだし、駅が無駄に広いのもあって、一周するだけでいい運動に。
喫茶店は反対側にあったので、重い体を動かしてコーヒーブレイク。

野菜タンメンの量が凶悪じゃなければ、ここでケーキで甘味補給をしようと考えていたけど、そんな余裕は何もありませんでした。
さてこれからいわき市に向かいますぞ!
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