いわき駅に到着し、秋田から続いた東北下り旅は終着点に。
今日はクリスマスイブ。ケーキorチキン? いやもうラーメンでいい……けど、ちょっと奮発するか!
飲み屋が異様に多いいわき駅前
チェックイン後、地域共通クーポンの使いみちさんを探していた。
1k分だから、駅にあるだろうお土産屋で使おうと考えていた。でもその店がまったくない。東京で使えれば恩の時だけど範囲外。水戸駅なら使えるけど、茨城で買いたい物がない……。納豆はアカンやろ。
ある程度は事前に考えていたけど、直前になって迷い出した。
そういえば、今日はクリスマスだなと。一応誕生日だぞと。思い……出した……!
ちょっと奮発して回らない寿司にするか!
思っていたより強めな店だった(怯み)
そんなわけで「三代目源太」に到着。
混雑具合はわからないが、店内は忙しそう。店員が少なく感じるのは、聖なる夜効果だろう。カウンターに通される。
なかなか強そうな店ですね。

HPで値段は確認していたので、諭吉がふっとばされるほどじゃない。わりとリーズナブルで、色々なネタを扱っているようだから選びました。
臭みがなさ過ぎて違和感を覚える
注文したのは「とろあじのなめろう」「特選握りハーフ」。


なめろうが先に出てきたのでパクリ。……うん? これ本当にアジか?
味が弱すぎる。なめろうは臭みを消しつつ旨味注入する調理なのに、味が繊細すぎて「無」とまで感じてしまう。これならアイゴのなめろうのほうがウマイかも。
握りも同じくネタの味が弱い。
あまりにも味がないから、「もしかして俺、発症してる?」と嫌な予感をしてしまったくらい。……う~ん、これは、手当を頑張りすぎて旨味ロストしてしまった系か。
クチコミに「原発事故以来、福島産を使えなくなってから味が落ちた」と見たけど、なるほどと思った。
ちなみにここまでで、一番”らしい味”がしたのは、玉子焼きだったりする。銀座で1万越えのコース頼んだ時よりは、懐的にダメージが少ないな!
まだだ、まだ終わらんよ!
正直、なめろうを食べた時点で帰りたくなったのだが、珍しいネタも挑戦してみるとしよう。

シマアジとオオニベの握りを注文。オオニベはともかく、シマアジのねっとり食感はあるのに、甘みが全然なっしん……。やべぇな、本当に俺コロナってんのかな。
ここまで頼んで気づいた。絶対にハズレないだろう物を頼んで終わろうと。
そんなわけで、締めに「野菜の天ぷら」と「サワラの西京焼き」を。

いやぁこれらは美味しかったですよ。
地元の水産物を使えないジレンマを感じる
扱っている水産物(特に魚)は、主に宮崎県など九州からの物。津本式血抜きをアピールしており、長距離輸送で臭みMAXじゃないのはそのためでしょう。
ただ、魚の旨味も消している感じがするので、熟成というより無菌を維持しすぎている嫌いが見受けられます。釣り人は自分で釣った新鮮な物を食べているから、店で出された物は、旨味が弱いと感じやすいのです。
まぁでも、店の雰囲気は良かったので、選んで正解だったかも。値段も銀座みたいにアホほど高いわけじゃないしね。
ただ、寿司を握った手でハイボール渡されるのはぐんにょり。持ち手がぬるっとしてワロタ。

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