浜松駅近くに小さなラーメン屋がある。
小さいけどひっそりしているわけじゃない。むしろ堂々としているけど……それをラーメン屋だと認識するまで時間がかかるタイプ。
──うん、入る直前まで「大丈夫か? 合ってるのか?」と自問していました。
よくあるラーメンに飽きたらどうぞ|らぁ麺十六
もともと目的にしていた店が大混雑。
そういえば「面白い味」とおすすめされたラーメン屋が、昼営業のみだし今ならちょうど通り道にある。そんなわけで『らぁ麺十六』に行きました。
たまに用がある税務署がある浜松総合庁舎の真向かい。ヤマダに車を停め、駐車料金代わりにマウスパッドを買い、準備は完了!
店は横断歩道を渡った先にあるが……。
これだけで「ラーメン屋がある!」と気づく人はヤバイと思う。
トッピングにある「忍者」ってなんだろう
営業中の札はあるけど、(中に人がいる!)と解ったことで安心感が。
店内もいい感じで狭く、カウンター4席に対面テーブルが2席。入り口を入って右手に食券機。中央スペースにセルフの水差しが陣取り、限られた空間に全機能をぶち込まれている。
う~ん。ラーメン屋というか、今にもパスタが出てきそうな雰囲気。
何を頼もうか少し悩んだけど、店名にもある「十六らぁ麺」にしました。トッピングには塩味玉を選択──したけど、その横にあった「忍者」がめちゃくちゃ気になったけど、初見で選ぶのは愚策だろう。
待つことなく到着したラーメンは、ほうほうなるほど──。
参ったな、味玉がダブってしまった。筋トレしておくべきだったな。
ラーメンが多国籍を許容する料理だと認識できる1杯
スープをひとくち……。ん? ラーメンではあまりない味ですね。どちらかといえば、欧風のスープに近い。コンソメよりもブイヨン寄りかな。
言われてた通り、この味がなかなか面白い。
パリッとした細麺は、まるでアルデンテのパスタのよう。目隠しで食べると、スープパスタだと認識する人もいるかもしれない。
具材のひき肉と青ネギが、優しいスープにアクセントを与えてくれている。糸唐辛子は地味に辛かった。
ちょっと残念というか自分のミスは、透き通った豚肉がスープで熱が通ってしまい、カチカチになっていたこと。生ハムに近い存在だったのだろうか。惜しいことをしてしまった……。
全体的の評としては、あまり出会わないラーメンといえます。
トマトが入るとさらにウマイだろうなぁと思っていたら、トマトらぁ麺もあるのね……。次はそれ行きたいな。
十六は昼営業のみで駐車場なしだから注意!
らぁ麺十六は浜松駅から歩いても余裕。
駐車場はないけど、近くのヤマダ電器で400円以上買い物すれば90分間無料になるから、経済を回すといいよ!

浜松総合庁舎に用事があるなら、ついでに寄るのもいいかもしれませんね。まあ、確定申告以外で来ることがまず無いんだけど……。
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