チャーハンを「パラパラにしたい」「パラパラにならない」など、パラパラ信者が多すぎる気がする。みんな何故そこまでパラパラにしたいのか。
……そんなに難しいか?
パラパラなチャーハンを作りたいならフライパンの見直しから
簡単なパラパラチャーハンの作り方!
油を使わなくても”米がはりつかない物”を使います。ようはテフロン加工など、保護皮膜が新しい状態のフライパンを使うこと。
チャーハンをパラパラにするコツはだいたい2通り。
- 米の水分を熱で蒸発させる
- 米の水分を油で蒸発させる
そもそも業務用と家庭用でコンロの火力は違うため、家庭で料理店と同じ方法は失敗しやすい。
玉子とご飯を混ぜるとパラパラになりやすいのは本当。でも、野菜を同時に炒めると、野菜から出る水分でベタッとなりやすい。
その”余分な水分”をいかに飛ばすかが、チャーハンパラパラの攻略法です。
油をめちゃくちゃ使って具材すべてに皮膜を作るか、はりつかないフライパンで炒めるか
チャーハンに使う米は熱くても冷たくてもいいし、水分が多めでも少なめでも別に構わない。
ただ……冷たいと加熱まで時間がかかって面倒だし、水分が多めだとご飯の粒を感じることができないデメリットがある。
家庭のチャーハンで失敗しやすいのは、高火力ならではの技である、「玉子→ご飯→野菜イン」の流れでやってしまうから。
高火力ならフライパンの煽りでうまく野菜(具材)に火を通せるけど、家庭用は野菜を別で炒めたほうがいい。野菜を先に炒めておいて、玉子とご飯をパラッとさせてから投入すると、うまくいきやすい。
フライパンの保護皮膜は油の使いすぎを防止してくれる
炒め料理に油を使うのは何故だろう?
フライパンにはりつかないためでもあるし、水分を飛ばしやすく高温になりやすい──などの理由があったりする。
油を大量に使えば水分を飛ばしやすく、具材同士がくっつきにくくなるけど、ギットギトのチャーハンは健康にとってギルティな存在。
具材の中でもっともはりつきやすいのが”ご飯”。これが油なしでもはりつかないフライパンなら、あまり煽る必要もなく、フライ返しかスプーンでかき混ぜるだけでもパラパラにできます。
ちなみに私の作っているこのチャーハン……
チャーハンなぞパラパラにできらぁ! pic.twitter.com/oIJH1wyy9q
— さしし🌵 (@sasisi344) February 2, 2021
初手、玉子とご飯炒めに、小さじ1に満たない油しか入れてません。なんなら無しでもパラパラにできます。
ちなみに綺麗に盛る時は、底が丸い器に入れてちょっと押してから移し替えるといいよ!
ニトリのフライパンが安くて長持ちしてありがたい
使ってるフライパンは、ニトリの値段が安いほうから選んだもの。
テフロン加工さえしっかりしていれば、油なしでも炒めものができるから、サラダ油が全く減らなくなり、たまに使うと酸化してクッソマズい物ができるようになりました。
鉄製のフライパンもあるけど、やっぱりメンテナンスが大事だし、毎日使うレベルじゃないと油の皮膜もとれやすい。
中華鍋を使うほうが、確かに具材の煽りはやりやすく、火は通しやすいんだけど、家庭用のちっさいコンロだと一部しか火が当たらないから、中華鍋のメリットが活かしきれないんですよね。
パラパラチャーハンが作りたいなら、安物でもいいから、油を使わなくても具材がはりつきにくい物を使えばいいんです。
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