未だにブロックエディタを「重い!」とかいってる人。もしかして……表示を重くする設定がモリモリになってない?
マシンパワーが心許なければ、表示設定を見直すと改善するかも。
ブロックエディタに「表示設定」があるのをご存知でない?
WordPressのエディタ画面は、設定で表示を増やしたり減らしたりすることができます。
表示右上にある「歯車」を押すとメニューが出ます。

「表示」と「エディター」部分にある項目の役割は下に。
- [トップツールバー]ツールバーが上部に固定される
- [スポットライトモード]選択してるブロック以外が薄くなる
- [フルスクリーンモード]WPメニューバーが消えて誤クリ予防
- [ビジュアルエディター][コードエディター]コードで直接入力する猛者は1%以下だろうし割愛
トップツールバーを固定にしないと、入力しているブロック上を追従します。タッチパネルなら便利になるけど、処理にメモリを使うから重くなりやすいんですよ。
ちなみに固定しないとこんな感じ。追従するブロックが上のセンテンスを隠すのが非常に鬱陶しい。

だからツールバーは「トップツールバーのみにチェック」するのがおすすめ!
フルスクリーンモードを選ぶのは、ラップトップなどで解像度が低めだったり、ビデオメモリが弱い場合だと、余計な表示をさせない分、軽く感じることもあります。
ブロックマネージャーで使わない項目を消す
ツールにある「ブロックマネージャー」は、ツールバーなどから使用する・しないブロック項目の整理ができます。
表示させていると、ワンクリックでタグ挿入できるから便利ですが、まったく使わないのを表示させていると、それだけでメモリの無駄だし電力も無駄になります。
使わないのはチェックを外しておくとエコですね。

私はMarkdownでhtmlタグを含めて入力しているから、上のチェックは全部はずしても問題なかったりします。ただしテキスト装飾はプルダウンから選択するほうが楽。
ライティングでいちいちマウスを使うのが面倒なら、Markdown記法を覚えるのをおすすめします。パワポとかにも使えてドキュメント作成にも便利ですよ。

「設定」のカスタムでエディタのメニューバーを軽量化する
WordPressで記事を書いたら、アイキャッチの設定にカテゴリ分けやタグ付けなどの作業が待っています。
そこで使う項目をカスタムできるって知ってますか?
メニューの一番下にある「設定」を選ぶと、下の項目がポップアップしてくるはず。ここで画面右や下に表示する項目を選択することができます。

「カスタムCSS」とか、あっても実際使うことはまずないですね。「レビュー」「リダイレクト」も必要ないし、正直ほとんどいりません。
この表示はエディタ画面を開いていると、画面外でも地味に表示されています。だからなるべく少ないほうが、快適になるかもしれません。
【まとめ】表示を軽くしたいならそぎ落とせばいい
━━というわけで、WPのエディタ設定をいじって表示されるメニューを減らせば、(ある程度は)重いと評判のブロックエディタも軽快になります。
私はテキストエディタで書いてから、WPにコピペして投稿しているので、ブロックエディタの重さはあまり関係ないんですよね。
重いと感じるのは、ブラウザ版で直接入力している場合でしょう。このタイプほど表示領域を見直すことで、以前より軽快に入力できるブロックエディタになるかもしれません。
もし「劇的」に変えたいなら、性能がいいPCに回線使うか、WPを運用するサーバーを見直すほうが効果的です。
WordPressはサーバー上で動作しているPHPプログラム。サーバーの処理速度に応じてページを表示させる速度も変わります。
ページの高速表示はユーザーに寄り添った対策のため、Googleの評価も高く見積もっています。高速サーバーに変更するだけで順位が上がった話もありますし、ページの表示速度はSEOでも重要といえます。
おすすめは「Xserver」か「ConoHa WING」のどちらか。
この2社はWordpressに関して、国内最高峰のサーバースペックになります。ちなみに私はXserverを利用しています。
最近はConoHaのほうが速度面では優位に立っているし、運用費もWP運用に使うだけならコスパがいいサーバーです。何しろWP向けの機能が備わっており、初心者にもわかりやすいUIが支持されている秘訣かと思います。
もし運用しているWordPressのサーバーが遅いと感じているなら、ConoHaにお試しで移管して、速度を体験してみませんか?
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