浜松餃子と宇都宮餃子は、家庭消費量の日本一を毎年争っています。
地元だから浜松餃子には慣れ親しんでいますが、本物の宇都宮餃子は口にしたことがない……。これで正当な評価ができるだろうか。
そうだ、宇都宮で餃子を食べよう。
餃子といえば宇都宮のイメージはある
浜松餃子と宇都宮餃子、互いに消費量で競ってはいるけど、実際どちらがウマイのだろう。
確かめるべく、栃木県の宇都宮まで来ました。
宇都宮駅を降り立つのは2回め。
車中はスマホで餃子店を調べるのに時間を使いました。駅近くに餃子店がひしめきあっているのがいいですね。浜松駅は見習って?
東口を降りたところに、餃子店がひしめきあう場所があるようなので行ってみました。
なにここ?餃子のテーマパークかな?
東口を降りたら……餃子の街をいやでも感じちゃいますね。
石像のモニュメントは反対側にもあるけど、作りが精巧すぎて熱を感じる。
西側は飲み屋もある繁華街ですけど、こちらは餃子を食べに来た腹ペコ観光客が多い感じですね。
5店くらいあるようだけど、一番有名らしい店に入ってみた。
宇都宮餃子で有名らしい「みんみん」に行ってみた
そんなわけで、超有名店らしい「みんみん」に到着。閉店まで1時間ほどだけど、ご覧のとおりめちゃ並んでます。
宇都宮の餃子を注文するときは、二郎コールみたいな独自の「呪文」があるらしい。
通は「ダブルスイライス」と唱えるようです。
意味を説明すると、”ダブル”は焼餃子2人前、”スイ”が水餃子、”ライス”はご飯のこと。宇都宮餃子は水餃子がイチオシみたい。
野菜多めであっさり!パクパクいける魔性の味
メニューを読むフリをしつつ、周りの注文状況を伺っていると、確かに呪文が飛び交っている……。
郷に入ればなんとやら、無心で「ダブルスイライス」と頼んだ結果──!
ちょうどいい餃子定食が来ました!
焼き餃子をパクリ。野菜多めであっさりですね。どこか浜松餃子と似ているし、肉汁プシャーもいいけど私はこの味が好きだなぁ。
食べやすくてパクパクいけちゃうけど、忘れたころに来る”薬味”の香り。
……誰かと話すわけじゃないし、問題なし!
水餃子は後から到着。点心みたいに小さいタイプじゃなく、焼きサイズをそのまま茹でている感じかな。
スイの食べ方は、スープに酢や醤油をたして、好みで餃子を割ったりして、オリジナルの餃子スープに仕上げるのがおすすめらしい。
初心者なので加減がわからないけど、餃子のタレに使っているのをそのままぶちこめばいいかも。
皮がもちもちでスルリと入ってくるし、野菜多めのあっさり味がめちゃくちゃハマってますね。これは何個でもいけそう。
ダブルスイライス、これで1,000円ちょい……だと?
浜松市民が本場の宇都宮餃子を食べた結果ですが──
ぶっちゃけ宇都宮のほうが美味しいんじゃね?
まぁ一店だけで優劣を決めるのは尚早すぎますね。でもみんみんの餃子は、少なくとも土産で売っている浜松餃子より格段にうまいよ!
いつかレンタカーで宇都宮中の餃子店を食べ歩きたくなりました。
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