雨が降る中、浜松駅から「いっとく」がある助信駅まで、歩いたバカがここにいますよ。いや~、良い準備運動でしたわ。名駅で買った折りたたみ傘も役に立ったしね。
おすすめされた通り、かなりウマイまぜそばでした!
麺がどうまいと評判の「まぜそば いっとく」
助信駅にて、濡れた階段で転びそうになった。もし転んでいたら、今はここで麺を待っていることもない。
未だ健脚であることを誉れとしつつ、昨夜の暴飲暴食をリセットするウォーキングもここまでこなしてきた。片側三車線の大通りの信号を、たった1人で渡る心細さといったら、もう怖いね。
無事「いっとく」に辿りつけたし、食券機で「台湾まぜそば」一択。
盛りはどうしよう……。大盛りなら普通にいけるけど、それ以上は厳しいかも。何しろ、これからまた歩きだからな……別に徒歩縛りってわけじゃないけど……。
まぜそばが届くとテーブルが賑やかに。
こう出されると困るのが、”まぜそば”だから全部一気に混ぜて食べるべきか、それとも部分的に変化を楽しむべきか──。どう攻めていくか迷う。そしてこの空の器はなんなんだ。取皿的な存在なのか、ここでミニラーメンを作れとのお達しなのか……。
渡された時なんか言ってたはずだけど、全然聞こえなかった件(疲労)。
麺だけでも三杯イケるうまさにトッピングも完璧!
麺は脂を少しまとうスープに少し浸されている。まずは”素”でいってみようとひとつかみ。
──やばっ、これだけでも十分うまいわ。
魚介か鶏ガラを蕎麦湯で溶かした感じのやさしい味。麺の風味を殺すことなく、あくまで補助として存在するスープ。そして何より麺が抜群にうまい。
台湾まぜそばのトッピングは、刻み海苔・ニラ・細ねぎ・ひき肉を絡めに炊いたヤツ・玉子の黄身とか。あとはカウンターにある魚粉とかカレーパウダーに昆布酢など、味変のアプローチも無数にある。
単品でもうまい麺に、トッピングをちまちま試して、味の変化を楽しむ。
この過程はあれやね。冷えたワインからデキャンタしていき、香りと味の変化を楽しむ感覚に近い。自分でコントロールできるからライブだし、塩梅を試しつつ失敗する過程もまた楽しい。
器に麺をひとつかみ入れて、トッピングの組み合わせを楽しむのが無難かな。
忙しい人は時短のため、大きな器にいきなり全部ぶっこむのもアリではなかろうか。
どちらも正解だろうし、ウマイことは間違いない。今回は満腹を避けるよりも、まだ楽しみたい気持ちが優先されたので、迷わず追い飯を頼んだ。大きい器を要求され、坦々飯みたいな感じに。
これがまたうまいんすよ。スープのほのかな甘味とピリ辛がいい感じなんですよ。
これは浜松のまぜそば暫定1位ですわ。
「まぜそば いっとく」はこちら!
遠州鉄道「助信駅」からは徒歩で2分程度。駐車場はあるので車でも安心。ただ数は少ないので、混雑時は注意されたし。
入店時はマスク着用を忘れずに。Googleのクチコミにそれで「怒られた」と低評価があったけど、今の御時世にマスク無しで入店するなら、それなりの理由がないとダメでしょと。
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