「月2回のみ営業のウマイ(との談)屋台ラーメンに行くぞ!」
そういわれて、月2回だけ突如あらわれる屋台ラーメンへ連行されました。かなり意外な場所にあるし、たまに通る道沿いなのに気づかなかった私。
ラーメンはかなりガチで驚くよ!
毎月第1・3土曜日のみ営業しているNIKO寅
月2回だけ営業する屋台ラーメン「NIKO寅」は、中区葵西にあるカラオケ屋「グランプリ」の敷地内に現れます。
場所はこちら。
検索して住所を見た時、「あのカラオケ屋、まだ生きてたのか」と驚く。このご時世でてっきり営業してないかと。
場所を知っているだけに、敷地内のどこに屋台が現れるのだろうと疑問でした。実際に見たら、これを毎回組み立てるって大変そうだなって……。
この日は雨上がりで気温も高く、大量の羽アリが屋台に群がっており、店主が苦戦していました。その影響で店をやるかどうかを考えていたらしい。
ならばと客の力を動員し、羽アリ退治にいそしむ私達。
ここまでやって雑魚いラーメンが出てきたらどうしよう……。そう思っていましたが、杞憂に終わりました。こんなのガチやん!
屋台でこんな意識高いラーメンが出てくると誰が予想できる
NIKO寅の値段はわりと強め。
今回は羽アリ退治で少しサービスしてくれたけど、超オサレ意識高すぎラーメン店と遜色ない値段です。びびる。
さてどんなラーメンが来るのだろう……。
オイオイオイ、ガチ店舗よりガチなの来たよ。
スープをひとくち。……あっ、これなら1,000円でも納得するわ。
あっさりな鶏の旨味がすんなり喉を通る感じ。ただなんとなく一線からは一歩引いてる感じで、何かのコピーみたいな気配もある。美食家が好きなタイプだなぁこれ。
麺はどっしりした細麺。スープや具材の旨さと比べると、若干のオマケ感。
全体のバランスは意識高めな名店に劣らないし、ほとんどの人は1杯食べるとビビると思う。
月2回のプレミアムな営業だけど、一期一会にならない印象を与えてくれる、いいラーメンでした。次は虫に悩まされない時に来たい。
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