「スーパーこでら」とは、同市同区内に2店舗あるご当地スーパーのこと。
R152から長野へ抜けようとすると、道すがらに“こでら”を目視すると思います。外見から漂う昭和のバブル感。思わず「まだ生き残っていたのか……」と口に出してしまいそうな佇まいにドキッ。
でもね、中身は現代に適応しているんですよ。
クレカは使えるし、惣菜に弁当は多いし安め、地産の野菜はあるし長野のジビエも買える!
スーパーこでらの「Fresh&Low price」に偽りなし
入ってみたのは「スーパーこでら 赤佐店」のほう。
外観の塗装はくたびれており、遠目からは潰れた店にしか見えないかもしれない。でも看板にある「Fresh&Low price」は色あせていない(強気)。
その理由はですね、一通り野菜と生鮮の価格を見たら、SEIYUとかイオンなどの大手スーパーと遜色なかったんですよ。
こでらは浜松市内でも、小規模勢という括りなら、かなり安売りに本気なスーパーかもしれない。近くには生鮮も取り扱いはじめた杏林堂があるけど、大手と価格競争でガチってるからこそ、生き残っているのかも。
少なくとも「フードマーケットマム」よりは、値段も品質も格段に良い。あと清潔さもね。浜北区に「こでら」は2店舗あるので、気になる人は行ける店に向かってください!
弁当と惣菜が異様に多いことからこでらの客層が見える
こでらで一番気になったのは、弁当と惣菜の豊富さ! そして安さ!
弁当が安い大手スーパーといえば、「ベイシア」がトップだと思っていた。でもこでらの弁当は、そことサイズ感がほぼ同じなのに、値段も同じか安いくらいなんですよ……。こわくね?
特に中央の小さめの弁当は、ベイシアの弁当と容器が同じでサイズも値段も同じくらい。だけど、おかずの量はこっちのほうが多い謎。
この地域はお世辞にも若者が多いわけでもなく、弁当はアッサリ目が多い感じ。それでもガッツリの需要も忘れてはいません。茶色しかないガッツリ弁当は、コンビニの弁当よりボリュームは多いし値段も安い。
……あれ? これって、コンビニで弁当買うくらいなら、こでらで買って冷凍ストックするほうがいいのでは?
こでらならジビエを買うこともできる
都会派の方はスーパーでジビエを見る機会は少ないでしょう。
山間部に囲まれた長野県のスーパーだと、普通に鹿肉とか熊肉は見かけるんですよね。やはり地産だけあって飲食店以外にも出回っているし、家庭でもジビエ料理チャレンジができます。でも海あり県だと、あまり見ない印象。
浜松市なら、奥山とか天竜あたりだとイノシシ肉が有名でしたが、近年はめっきり店も減ったし、ジビエを扱う店も少なくなりました。
こでらなら長野に近いし、鹿肉くらいあるんじゃねーかなーと思っていたんですが……
なんで「熊肉」があるんだよ。
熊肉といえば北海道のイメージが強い。ここでも手に入るなら、熊カレーを名物にすることも可能なのか?!
こでらのオリジナル餃子はまた買いにきます(買ったケロ)
最後に心惹かれたのは、こでらオリジナルの冷凍餃子でした。
偵察のつもりだったから、晩ごはん用の弁当を買うくらいだったし、冷凍物を保管する容器もないから断念したんですよね。
後日リベンジして、ニンニク有を食べてみたんですが、浜松餃子としてもふつうに美味しかった。
この価格帯ではわりと大粒だし、野菜の旨味もすごくて、無味な餃子をサイドメニューにして不評を買っている個人ラーメン屋は、こでらの餃子を採用すればいいと思うよ。
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