睡眠導入ASMRってあるじゃないですか。
耳がぞわぞわっとするので、睡眠目的だと(意味深)苦手だったんですが、最近慣れてきちゃって━━。聴きながら「アッアッアッ寝れソウ」なコンディションにもっていけるように。
でもね、枕に頭を置いた状態で邪魔にならないイヤホンorヘッドホンがないのよ。
「睡眠用イヤホン」はあるし種類もいくつかある……。まだ完璧だと思ったモノに出会っていない。
寝ながら使っても耳が痛くならない「寝ホン」は少ない
寝ても耳が痛くならないイヤホンはあります。
睡眠導入のヒーリングBGMとかASMRに興味がある人は、一度は「睡眠用イヤホン」で検索しているのではないだろうか。
まあ、実際使って感じたのは、使う人の図太さで「有線」か「無線」のどちらかを選ぶべきかなと考えます。なぜかっていうと、どちらも一長一短あるし、お互い得意とする用途が違うから。
有線の睡眠イヤホンは「コードを邪魔だと思ったことがない」ような聖人向け
有線のイヤホンは当然ながら、本体にケーブルがあるし、音楽プレーヤーにつなぐ必要があります。
スマホを枕元に置けばいい話━━。ただ、耳とか首にコードが張り付くし、寝返りすると引っ張られて外れたりもする。コードが肌に着くのが避けられないので、これを煩わしく感じるなら絶対にムリなレベル。
メリットは「安い」ことと、本体が小型で耳が痛くなりにくいこと。それに「連続再生時間が(ほぼ)無限」なことが強み。
無線タイプはイヤホン本体にバッテリーなり基盤を詰め込むから、耳にスッポリ入っても、寝返りをすると気になる大きさになってしまいがち。でも有線は小型のスピーカーで済むから、硬い部分が耳穴にスッポリ入るので、耳を枕に当てても痛くならないんです。
価格が安めなので色々試してベストを探しやすいのも強み。
無線の睡眠イヤホンは「神経質ほど金がかかる」けど日常を豊かにしたい人向け
無線イヤホンの弱点は、バッテリー内蔵のため本体がデカイこと。
それと見逃せないのは、連続再生時間が長くても4~6時間の範囲なこと。
無線の睡眠用イヤホンは、本体をなるべく小さくするほうが快適なんだけど、小さくするほど再生時間が減ります。一方、大きくすれば再生時間の問題は解消されるが、今度は耳が痛くなりやすくなる。デバイスの仕様上、どうしても「快適まで」いけないわけ。
とはいえ、仰向けやうつ伏せで寝る人なら、耳に入れるモノの大きさは瑣末事では?
無線タイプで文句をいうのはおそらく……、横向きで寝ないとダメなタイプでしょう(俺)。
見出しで”神経質ほど金がかかる”としたのは、無線タイプは快適な環境を手に入れようとするほど、デバイスが小型化しつつ音質を追求するので、どうしても高価になってしまうわけです。
おそらく2022年現在、ベストな睡眠用BTイヤホンは「BOSE」のSleepbudsかなと思います。
【結論】純粋にASMRを楽しむならヘッドホンで寝ながらはイヤホンかな
ダミーヘッドを使った機材価格の暴力でASMR配信をしているのを最大限に楽しむなら、耳を塞いでスピーカー部分を大きくできるヘッドホンが最良かな。
黒・白3DIOのような耳を起点にするマイクなら、イヤホンでも十分楽しめるし、ANC(アクティブノイズキャンセリング)があれば雑音もカットできるため、作業用にも何かに使うのも丁度いいわけです。
ASMR向けのイヤホンなら、最もおすすめされるのは「E500」。有線だから連続再生も問題なく、音質もASMR向けに考えられている専用設計。レビューも高評価が目立ちます。
E500と同時に売れやすいのは、イヤホンジャックと充電ソケットの交換機だったりする。
どちらにも共通するのは、長時間聴きすぎると耳穴がムレムレになって、外耳炎や中耳炎を誘発し、難聴に至る可能性があること。1時間毎くらいに耳を休めたほうがいいですよ。
無線イヤホンはNC機能でいつでもどこでも没入できるのが強み
イヤホンのは、NC(ノイズキャンセリング)・ANC(アクティブノイズキャンセリング)の機能があるモノがあります。
端的にいえば、外部からの音を遮断して、擬似的な「無音」にできる機能。
荒天で外がうるさかったりとか、集中したいけど周りがうるさいとか、騒がしい状況でも静かな耳が出に入るのが強み。カット音は「○dB(デシベル)」で表現されるけど、まあ……大きいほうが強い認識でいいんよ。
私は雷雨から耳を守るためによく使っています。電車内で音楽やPodcastを聴く時に便利。
運転中は外部の音を遮断しすぎるため、道交法だとアウト寄りのアウト。片耳だけとかNCオフにしつつボリューム下げてればOK。
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