2024年9月10日に台風13号（バビンカ）が発生しました。
ちなみにバビンカはマカオが提案した名称でプリンの意味です。
本記事ではwindyや台風予想進路を参考にして、ニュースでぼやかしがちな上陸見込みなど、今後の見通しをまとめます。（※2024年9月13日7時に更新しました）
台風13号の予想進路は？（9/13UPDATE）
2024年9月13日6時の予想進路はこんな感じに。
前回更新の11日よりも、勢力は若干強くなる見込みですね。
進路予想図の見方は、点線の円のどこかに台風の中心が入る確率が70%くらいで、赤い線内は暴風域が入るかもしれない範囲です。
最接近時の勢力は「強い」止まり。それでも中心付近の風速は30m/sを超えるので、人間が立ってられないレベル。「このくらいなら観光できるやろ！」とナメてかかる人が、洗礼を受けやすい勢力かなと。
15日前後に奄美群島から沖縄までが影響を受ける感じ
Windyによる現在の予想（9.11の8:00時点）はこんな感じ。
9/13の朝に見た予想では、9/14PM7:00に台風がここにいます。
ノロノロ運転だった10号とは違い、13号は移動速度が北西に25km/h前後はある予想。
現状のwindy予想だと、奄美大島で14日19時から15日未明にかけて、台風13号が通過する見込みとなっています。米軍予想でもだいたい同じ感じで、奄美を抜けてから強くなる予想に。
13号は9/15に上海まで行く予想です。
9月14日に奄美大島、15日に上海へ旅行計画している人は要注意！
奄美大島は9/14の夕方から9/15の未明にかけて。暴風域の中でも強い部分があたりそうです。
沖縄県は台風の左側で、暴風域にギリ入るか入らないか。台風の影響で9/14の昼から15日午前中は、船や飛行機は飛ばない可能性が高い。
上海には9/15の夕方から未明にかけて接近する予想。米軍予想では上陸前まで発達を続ける予想なので注意。
14～16日は連休の人も多いでしょう。すでにホテルを予約している人もいるかもしれません。
現状の予想進路だと、14～15日に奄美～沖縄で旅行の予定を立てている人は、旅行計画の見直しを勧めます。てか、14～15日はこの地域にたどり着くことも難しいでしょうね。
奄美市は台風の右側がほぼ直のため、14日昼～15日午前にたどり着くのはムリでしょう。それ以前に到着しても、この時間帯はホテルに避難し続ける必要があります。
沖縄県は台風の左側で、暴風域にギリ入るか入らないかですけど、14日昼～15日午前に到着するのは難しいところ。14日午前までなら、まぁまぁまぁという感じに。
上海には15日夕方に最接近からの上陸予想。日本よりも勢力を強める予想で、移動速度も上がっているから、影響するのは比較的短時間になるでしょう。15日夕方から16日未明にかけて━━ですかね。
旅行のキャンセルをするなら13日の夜までに！
奄美と沖縄に14日入りで旅行をする人は、キャンセルするなら13日夜までにしましょう。
台風の影響によるホテルのキャンセルなどは、自然災害が理由ですので、その旨を伝えればキャンセル料がかからないほうが多いです。
向こうも事前に伝えてくれることで、従業員をわざわざ出勤させなくても良くなります。もし一人でも宿泊者が居れば対応する従業員が必要になりますしね。
なので遅くとも13日の夜までには、旅行計画の見直しとキャンセルの旨を伝えるべきかと。
最新の台風情報については、気象庁HPや各天気予報サービスを参考にしてください。おすすめはウェザーニュースです。数日先の勢力も確認できます。
離れたエリアの雨予想は？防災の備えをするなら？
台風10号では離れた地域の大雨が話題となりました。
今回の13号は移動速度がありますし、あれほど勢力もない予想。現状だと列島に秋雨前線がかかっていたとしても、影響は軽微になると考えられます。
大雨に警戒すべき地域は、四国から九州南部（特に東側）になります。
特に宮崎県は地震や突風による被害もあるので、大雨には注意が必要です。
台風13号の予想進路上だけでなく、離れた地域も大雨や突風の可能性はあるので、用心するにこしたことはありません。観光業や交通機関は、おそらく13日には運行停止や営業停止などの通知が増えるはずです。
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