2024年の現在、エロ本が死語化していますね。
今はデジタルが当たり前。紙のエロ本もコンビニから消え去りそうだし、本屋自体が少なくなっています。
今だに創作では、ベッドの下や机の引き出しに隠す表現がある時も。
でも”今風”じゃなくない? ━━てことで、今風の隠し場所について説明します。
- デジタルデータのエロを守るにはセキュリティ知識が必須
一応釘を刺しておきますけど、エロは18歳未満禁止です。
デジタル時代のエロ本はむしろウスイホン
紙のエロ本は今や絶滅危惧になりました。
ほとんどの人が、電子書籍や動画のサブスクリプションサービスを利用しています。
FAN◯Aのサブスクに登録すれば、月額1,480円で60,000万冊超を自由に見ることもできます。
アダルト動画見放題プランもありますし、バレに怯えるアナログ世代よりも、”オカズ”の確保はずいぶん楽になりました。
そのため、隠す対象も「物理的なもの」から「データ」へとシフト。
デジタルデータを他人に見られないためには、セキュリティ知識が必要です。
デジタル世代はエロ本をどう隠す?
では「エロ本の隠し場所2024年版」を紹介します。
ついでに、データ漏えいリスクを防ぐ方法もおまけしました。
- デバイスやアプリに保管しているデータを守る
- クラウド上のあるデータを守る
- アカウント切り替え機能を活用する
パスワード保護されたデバイスやアプリ
最も多く使われる手段は、スマホやPCの「プライベートモード」や、ファイルやアプリにパスワードをかける手法です。
プライベートモードはアクセスログを残さないため、スマホでR指定を見る時に重宝します。
18禁なデータは、特定のアプリ内や暗号化されたフォルダに隠すことで、外部から容易にアクセスされないようにできます。
守るべき側が注意するべきことは、パスワードを自動入力にしている場合。
デバイスのワンタイムパスワードやPINコードで、パスワードを入力する前に1段階ロックをかけることができますが、簡単な数列や自分に関係する数字だと突破される恐れがあります。
パスワードは複雑な数列にすることが望ましく、使用する場所ですべて変えるのが理想です。
忘れてしまっては本末転倒ですので注意しましょう。
クラウドストレージにあるデータを守る
サブスクで購入したデータはたいてい、自分のデバイス内かクラウド上に保存されます。
デジタルデータは記憶領域に保存できるので、紙の本で悩ましい物理的なスペースを気にする必要がなくなりました。
とはいえ、クラウド上のデータも必ずしも安全とはいえません。
クラウドにログインするためにパスワードが必要ですし、その管理が重要です。
ほとんどの人は、オートコンプリート機能でパスワードを自動入力しているでしょう。
これでは誰でもログイン可能になってしまうので、パートナーが意図的にアクセスした場合は、クラウドのコンテンツが暴かれる可能性が高い。
どうしても秘匿したいのなら、まずログインパスワードの自動入力を停止しましょう。
次に、見られるとマズいデータを(なんてことない名前の)フォルダに入れ、パスワードをかけておくのがベストですね。
もうひとつオマケすると、サーバー管理側が漏洩する可能性もゼロじゃないですが、この場合は損害請求しましょう。
アカウント切り替え機能
動画配信サービスや電子書籍アプリには、複数のプロフィールやアカウントを切り替えられる機能があります。
家族内でひとつのデバイスを共有しているなら、このケースが当てはまるでしょう。
このケースでマズい状況は、相手が自分のアカウントを使ってログインしようとする場合です。
例えばサブスク動画を見られた時、視聴履歴にとんでもない物があったとしたら━━。後悔先にたたずな状況となります。
これを防ぐためには、自分のアカウントとは別にアカウントを用意しておきましょう。
そこにエロコンテンツを集約することで、日常的に使うアカウントと隠しアカウントを分けて管理するのがベストです。
問題があるとすれば、アカウントの切り替え忘れが発生した場合。
SNSの裏垢から本垢に誤爆した話もよく聞きます。 アカウントを区別して使用するなら、切り替えに油断がないようにしましょう。
情報漏洩のほとんどは人間側のミス。パスワードは複雑に、アカウントの管理はしっかりと、が原則です。
デジタル世代のエロ本を見つけるには?
パートナーや家族に健全なデジタルライフを送って欲しいと考えるなら、使っているデバイスで何をしているかを知りたいところでしょう。
もっとも簡単なのは、こちらのデバイスにアクセスログを送るアプリをインストールさせておくこと。
子供のデバイスなら、特定のアプリをインストールすることで、親のデバイスに何を使っているかなどを確認できる使用ログを送信するアプリもあります。
カップルなら位置情報共有アプリもある意味そうですし、見守りアプリ系はけっこうエグいんですよ。
ではそれが無理だった場合、相手がどんな隠し方をしていると怪しいのでしょうか。
特定のフォルダだけにパスワードをかけている
起動時にパスワードなり生体認証はもはやスタンダード。
怪しいのは、特定のフォルダだけにパスワードをかけているパターン。
仕事で重要なファイルだとしても無防備すぎますし、この場合は”見られたくないファイル”が入っている可能性が高いといえます。
詰める理由は十分といえるでしょう。
最後に:隠し場所が変わったからこその新しいリスク
紙の本と違って、デジタルコンテンツは簡単に削除・非表示にできます。
それは表面上の話であって、閲覧履歴やキャッシュデータが残ってしまうため、痕跡が完全に消えないから完全に隠すことは難しくなっています。
結論として、見られたくないデジタルデータを守るためには、セキュリティリテラシーありきの問題となります。
セキュリティインシデントの多くはヒューマンエラーです。
よくウイルスで会社のPCが感染して大損害! なことが話題になりますが、たいてい誰かがウイルス入りを実行してしまった場合が多いです。
紙のエロ本は引き出しやベッドの下など、誰でも見れる場所に置いて、不用意に暴かれるケースが多かったです。
電子のエロ本も同様に、誰にも見られないようにするためには、自分のセキュリティ意識を引き締める必要があります。
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