チームで使うNotionも便利なんですが、チャット機能はSlackに劣る感じがする。
Slackで会話しつつNotionで作業━━てのも、非効率な気がしてならない。
Noton AIコネクターはその不満を解消してくれます。
外部サービスのデータを参照し、Notion AIが議事録や資料作成などをしてくれるので、作業効率が格段にあがります。
Notionと外部サービスを繋げるNotion AI connector
Notion AIコネクターにできることは、ざっくりいえば次の通り。
- Notionと外部サービスを簡単に繋ぐことができる(Slack,Google Drive)
- Notion AIが外部からデータを参照して結果を表示できる
「それのどこがすごいの?」と思われそう。
正直、ChatGPTのAPIを使った拡張機能も数多くあって、Notion AIコネクターみたいな使い方ができるツールもあります。
でもNotion AIはNotion上で動くので、結果表示がリニアではあるんですよ。
例えば「Slack→ChatGPT→Notion」の作業が、1クッション減って「Slack→Notion」になり、業務効率化につながるわけです。
どんなことができるのか?
実演的な部分は、こちらの動画を参照してください。(29:00あたりから)
Notion AIの便利なポイントは、Notion以外のアプリ・サービスからデータ参照できるため、外部でやりにくい作業をNotionに集約しつつ、AIに作業を任せることができること。
- Slackのチャットで「あれ、もしかして重要だったのでは?」みたいな会話を参照して、Notionに重要な部分をまとめたDBを作成してもらうなど、議事録を作って保存しやすい。
- スケジュールの話とか、ブレストで要点が散らばっている時など、Notion AIにまとめてもらう━━なんてことも可能に。
- Google Driveに社内資料や売上データのExcelやWordのファイルがあれば、「◯年△月~の売上いくらだっけ?」「◯の資料雛形を出して」など、Notion以外にDBを置いてもNotion内で資料作りが捗る。
APIを使った外部との連携はすでにありますけど、いってしまえば、向こうの内容をコピペしてNotionに送るだけの機能です。
Notion AIコネクターは、その作業をAIがやりつつ、さらに完成まで作業代行してくれるから、業務効率が良くなるわけです。
……便利すぎじゃね?
Slackの連携が特に強いのでは
Slackにも「Slack AI」があります。
主にチャット会話の要約とか、KW検索の強化版みたいな位置づけで、内容をデータベース化するのは得意じゃありません。
NotionはSlackほどチームチャットが使えませんが、データベースをまとめるツールとして優秀。
Notion AIコネクターは、外部アプリ・サービスで生まれたアイデアや提案を、Notionにまとめて、チームで共有するツールみたいな使い方が理想ですね。
かなり雑なアウトラインでも、AIがある程度”カタチ”にしてくれるなら、誰でも理解しやすくなると思いませんか?
ふわっとした意見も斬新なアイデアに
生成AIが便利なのは、「これをあれしていい感じに」みたいな指示でも、ある程度は期待以上の働きをしてくれること。
ようするに、言語化しにくい内容でも、意図を汲み取った補完をしてくれるのが強みですね。
正確性を求めると悩みどころですが、アイデアの外枠を固めて、第三者に理解してもらう手法としては優秀です。
Notion AIはNotion上で動く生成AIなところもポイント高い。
ChatGPTやClaudeは確かに優秀だけど、Notionとブラウザを行ったり来たりするのって、地味にダルいと思いませんか?
その手間が減るんだから、Notionを活用している個人や企業は触れるだけでもいいので、試してみてください。
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