チーズケーキ工房なのに、「ほうとう」を食べれる施設だった。
何を言ってるかわからないと思うが、どちらも楽しめるのが、八ヶ岳チーズケーキ工房です。
蕎麦がだめならほうとうがある!
中央道「小淵沢IC」を降り、蕎麦屋に向かうも臨時休業。金土日しか営業してない店だったから、次に行けるのは1年後か……?
悲しみを背負うも、切り替えて次の目的地であるチーズケーキ工房へ。
直前で知ったのは、そこで何故かほうとうを食べれることでした。
──繋がりが全くわからん!
建物は小さく見えたけど、中に入るとすごく広くて驚いた
八ヶ岳チーズケーキ工房へは、小淵沢ICを降りて右に曲がるだけでOK。駐車場も広く、観光バスの飯タイムにもうってつけの場所。
……? どうやら食事をするには、案内人を呼ぶ必要があるらしい。
戻ってきた店員さんに伝えると、案内され、ショーケースに入っているチーズケーキを横目に、一体どこまで行くのだろう……。
食事処はさらに下へ降りた場所でした。面白い構造ですね。
手打ち生ほうとうを自分で茹でて完成させるスタイル
500人規模のライブが出来そうな広い空間。そこにテーブルが並び、都心の1学級なら同時にいけそうなほどの座席がある。
今はアレがアレなので席は1個飛ばし。フロアの半分は食事処で、もう半分は手打ち体験なり集団利用のためでしょうね。……この広さはイオンのフードコートにも負けてねぇぞ。
注文したのは「豚キムチほうとう」。ぽかぽかしそう、と軽い気持ちで頼みました。
────え、ちょっと待って、鍋めっちゃデカくない?
風呂桶くらいありそうな鍋。その半分くらいが汁で埋まっている。これは全て飲み干すと、2リットル近くあるのでは……?
信州味噌の優しい味にハマるも、一生分の味噌汁を飲んだ気がする
ここで、八ヶ岳チーズケーキ工房で作るほうとうの攻略法をひとつ。
- 麺は1本ずつバラして入れるべし
- 鍋はボコボコ沸騰してから5分は放置
- 計10分超と時間がかかるのでご歓談を
ほぼ乾麺のほうとうで作ったことはあるけど、手打ちの生麺ははじめて。これは小さいザルに乗ってくるけど、そのまま投入すると、塊のまま茹で上がるので注意だ!
ほぐしにほぐして鍋に入れ、あとはグラグラ沸いても待つ! ポイントは「もう麺が溶けてんじゃね?」てくらいに待つこと。
”動かざること山の如し”──ですよ。
うん、まぁ、私のはほぐしが甘かったので、互いが固まりあって、ほうとう麺の厚切みたいになりました。
でもこれはこれでOK! 麺の味は変わらないし、なにより鍋自体がうまい!
白菜人参キノコ類など、茹だった野菜は信州味噌の甘みを吸ってより甘美に。豚肉は薄切りロースが2枚ほどだけど気にしない! そしてキムチの辛味は、大きい鍋でほぼ感じられないほど薄まっているから食べやすい!
ただ気になるのは、麺を先に食べてしまうと、あとは延々と味噌汁を飲んでいる感じになること。
食事後は特製チーズケーキがある物産店に
2週間分の味噌汁をたいらげた感覚の後、戻ってチーズケーキが販売されている所へ。
冷凍の持ち帰りが主で値段は手頃。
買うタイミングは、帰り際とか宿で食べるならヨシだと思う。ここで食べるのなら、ほうとうにケーキセットがあります。
お土産物は高速SAならどこでも買える系が並ぶ。ここのほうとうが無いのが意外ですね。お菓子類のほうが多めかな。
八ヶ岳チーズケーキ工房の営業時間に予算は?
チーズケーキ工房の施設は年中無休。9:00~18:00までの営業です。ランチタイムを逃した時に便利ですね。
ほうとうを食べるなら、予算は1000~1800円ほど。
チーズケーキはピンキリですが、1ホールで2000円しないくらいだけど、ちりつもで5kってところですかね。バラ売りがあると種類が買いやすいんだけど……。
場所は小淵沢ICを降りて右に曲がってすぐ!
小淵沢ICからはすぐ近く。アウトレットへ向かう道中にあるから、そこを目的にすると、意外と視界に入らないかも。
体験などは団体向けだけど、ふらっと立ち寄る勢にも楽しめます。
ほうとうを食べるなら、1時間近くの余裕を見ておくべし。提供から加熱してほうとうが茹で上がり食べごろまでは、20分近くかかるので注意。
ほうとうは山梨県の名物なので、ふるさと納税を使うのもアリ。
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