浜松にある『東勝軒○秀』は、大きな鉢巻をつけたオジサンがトレードマーク。それは伝説的な人だからこそ成り立つ広告塔。
いつもなら「分離帯メンドクセ」で敬遠するけど、今回は突入してみた。
また無意識に二郎系になっちゃったよ
東勝軒はTOKYOで有名な『大勝軒』の暖簾分けな存在。
ラーメン屋の格好といえば……で連想される、大きな鉢巻+腕組み集合写真は、だいたいここの系列が担っている気がする。
22時前に突入して、店内は5割埋まっているくらい。席数は多くないけど、カウンターとテーブルが分散している。過去は可笑しなレイアウトだけど、現代なら最適だと思うのが不思議。
注文は食券機で。
なんとなくガッツリ行きたい気分だったから、ブッチャー麺を選択。店員に券を渡すと、「ニンニク入れますか?」の問いかけが。……俺はいつのまにか二郎系に来ていた……?
ニンニクは入れるけど、激盛りは勘弁して頂きたい。
ほどほど盛りで濃いめなブッチャー麺はブタが良い!
……想像より盛っておられるな。
なぜ”ブッチャー”と呼ぶのだろうか。焼津のブッチャーと関係があるのか? それとも、この具材チョイスでそうなるのか、考えるのが面倒くさい。
上から見ると盛りは無さげに見えるけど、真横からはそれなりに見えます。
麺は300gくらいなので、先日食べた”しずる”よりも楽だろう。
スープはなかなかしっかり濃い目。ニンニクとカラメがけっこうパンチを繰り出してきて、ヤサイの薄味と三角食べをすれば、濃淡でメリハリのある丼になっています。
二郎だと麺は先に倒すべき相手。ただヤサイが少なければ、味のメリハリを楽しむコース料理として挑むのが良い。
ブッチャーはまさにそれが可能である。
ブタにタマゴが多めだから、具材と麺にスープのバランスが丁度いい。あれ食べてこれ食べて、またあれ食べて……をしているうちに、お腹いっぱいになれるよ!
店の前の分離帯が吹き飛べばなぁ…
東勝軒○秀浜松は、JR浜松駅から徒歩で25分くらい。東区から浜北区まで繋がるバイパスの起点くらいに位置しています。
私がこの道を通る時は、イオン市野で買い物を終えたあと。だからいつも分離帯の反対側で、あのオジサンが微笑んでいた。Uターンもしにくい場所だから、最初から目的地設定しないと、まず来ないんですよね。
次は気が向いたら、本物のつけ麺(もりそば)を頂きに参ろうか。
夜23時まで営業しているから、行くチャンス自体は多いぞ!
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