日本一の吊橋「三島スカイウォーク」でタマヒュンしてきた

かねてより興味のあった「三島スカイウォーク」にいってきました。日本一の長さを誇る吊橋で、富士山も近く眺望はまさに全国屈指!

──の、はずでしたが……。私らしい曇天で富士山が見えず、風も強めで、雨が降っていないだけマシな状況でした。

サスペンスはないけど、スリルとタマヒュンは楽しめました。

目次

全長400mで日本一の吊橋!三島スカイウォークにいってみた

三島スカイウォークの完成は平成27年で、わりと最近の建造物ですね。日本一の吊橋になったのも直近です。

静岡県の三島市は、「三嶋大社」の周辺しか立ち寄ってないので、どこに吊橋があるのかイメージできなかった。箱根に近い山奥にあるとしても、「どこと繋げてスカイをウォークすんの?」と思っていた。

──実際に訪れて疑問は晴れました。

場所がほぼほぼ箱根やんけ!

地図上では芦ノ湖が目と鼻の先……。吊橋は山間にあるので、さすがに湖は見えませんね。代わりに沼津と三島の市街地は一望できます。

山がなんもみえねぇ

午前中は雲が少なく、移動中は富士山も見えていた。午後になってからは雲が多くなり、裾野がかろうじて見える程度で「あれ富士山じゃね?(適当)」と、Mt.Fujiが乱立するように。

とりあえず渡ってみましょう。

歩くだけでジェットコースターに乗っている気分になる

吊橋は地上高が最大で70m。足元は格子状で谷底がスケスケ。幅は人が3人並べるくらいで、すれ違うには問題ない広さ。手すりの高さは140cmくらいで、写真の通りに鉄網があるので小さい子供が転落する恐れはまずありません。

下からの風が吹き抜ける構造なので、風が強い日にスカートは注意した方がいいかな。……とはいえ、70m下から覗くバカも施設の構造上まず無いでしょうけど。

春とはいえ曇りだと風が冷たい

当たり前ですが、揺れます。そりゃあ”吊橋”だもの。

歩いていると気になりません。でも立ち止まって風景を楽しんでいる時、「あっ揺れてる」と気付きます。ユサユサ揺れると股下がふわふわする。ジェットコースターで下る時のアレですね。「ヒェッ!」て感じ。

時期によっては雲海になりそう

眺望はなかなかステキ。駿河湾も見えるし、沼津と三島の町並みがほぼ見えます。夜だと生活灯がキラキラして綺麗だろうなぁと。双眼鏡なりオペラグラスがあると捗るぞ!

吊橋の構造を知るのも面白い

吊橋を400m歩いた先には、アスレチックなワールドがあります。高所にビビった方々を童心に還らせるような遊具があるし、子供と楽しめるので、時間があればおすすめ。飲食など各種サービスを受け付ける建物もあります。

その中には大吊橋の建造についての展示がありました。

日本最長 富士を望む大吊橋 三島ス...
日本最長 富士を望む大吊橋 三島スカイウォーク 日本最長400mの人道吊橋「三島スカイウォーク」。伊豆と箱根の中間に位置する観光施設です。橋の上から見える絶景をお楽しみください。

ワイヤーの破断試験に基礎構造など、物理学好きにはたまらない説明が多いかもしれません。建造物には物理がつきもの。三島スカイウォークで人数制限をした話は聞きませんが、400mの吊橋に人間が何人乗れる想定をしているんだろう……。とか考えたりします。

免震ダンパーかな?

山間にある送電線を見ても思うけど、森の中であの高さを太いワイヤーで結ぶのは、一体どうやって作業しているんだろうとか……。そういう疑問を持つ子供って、かしこく育つんだろうなぁと思います。

大人気のフォレストアドベンチャーは事前予約しておくのが妥当

吊橋の横で「ヒャッホー!」とワイヤーアクションしている姿が気になっていた。渡った先では森の中にあるアスレチックで遊べる「フォレストアドベンチャー」なるサービスがあります。

10連休中はめっちゃ渋滞していたんだろうなぁ……

これらは吊橋の入場とは別料金になります。

橋とほぼ同じ距離を滑る「ロングジップスライド」は、帰り時間を短縮したい時によさそうだなぁ……。アスレチックとスライドは、高所で遊ぶため命綱が必須です。利用前に「注意を守らず怪我をしても知らんからな」的な内容の”誓約書”を書く必要があります。この手続きと説明が地味に時間を喰うらしい。

なのでネットでDLした誓約書を印刷して記入しておき、事前予約をしておくと、開始から撤収までがスムーズ。連休中など人手が多い時期は、結構並ぶのを覚悟したほうがいいかと……。

閉園時間が迫っているため、見ているだけでしたが、200mくらいをワイヤーアクションできるのって貴重な体験だと思います。吊橋よりこっちの方がスカートはダメじゃね?

次の機会があればやってみよう。

ここで食べようとした明太子おにぎりを忘れた

渡った先で食べようと考えていたおにぎりを忘れる致命的なミス。仕方ないので、そこにあったおみくじを引いたら「半吉」で、運勢の立ち位置が不安定すぎるクジに当選。内容も悪めが多く、地味に凹んだのであった。

開け方がわからなくて四苦八苦した末に半吉という微妙な結果に落ち込むマン

お土産屋などがあるスカイガーデンにも足をのばしました。

三島のおみやげ──よりも箱根寄り。温泉卵が売っていたりね。吊橋の長さにかけた「長いロールケーキ」に惹かれたけど、春華堂にも似たようなのあるなぁと、余計なことを考えていたり。

三島はコロッケばかりのバイアスがあったけど、おみやげは洋菓子が多くて、オフィスのおみやげに向いている品が多かった印象です。店内のイートスペースには、天井から花がさげられており、香りもあってなかなかフォトジェニックでした 。

箱根ごえをする前に日本一の吊橋を体験してみない?

三島スカイウォークへのアクセスは自動車が一番楽。箱根や三島駅からは「直行バス」もあるし、交通機関経由でも問題なくいけます。時間2本もあるし余裕だな!

いつしかコナン映画に爆破されたりするのだろうか

橋の上は地上よりも風が強いし、吹き抜ける構造のため、たなびく洋服(大きめのコート)はつらみです。スカートはラッキースケベが発生しやすいので、お出かけの際に考慮しましょう。夏は風もあって涼しいかもしれません。

入場料は大人で1000円だから良心的。伊豆縦貫道の割引に当選していれば10%割引も。三島観光している最中に寄ったなら、どこかで割引券はゲットできるかも?

狭い橋の上で恋人つなぎはギルティ案件じゃないですかね…

通行スペースは、大人がすれ違うは余裕な幅はあります。でも家族連れやカップルはよく、自分たちの世界に入っていたり、絶対離さない手の繋ぎ方をしていたりして、道を塞いでいることもあります。

「仲良くていいね」とは思うけど、周りの存在も忘れずにね。橋の上を恋人つなぎでカップルがわらわら来たら、はいはいゴメンよー! と手刀で赤い糸を切りつつ駆け抜けたい。

運命の赤い糸で日本一の吊橋を渡ろう!

http://mishima-skywalk.jp/activities/#ForestAdventure

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