この記事のタイトルに釣られたクマー。
従業員が退社で倒産?それが過去最多?人材不足で売り手市場なのに?
正常な会社が生き残る時代
当たり前な話だけど、健全で正常な経営をしている会社ほど、退職が原因で倒産に追い込まれることはまずない。
業種によっては収益モデルが弱すぎたり、かつワンオペが無理だったりして、経営そのものが無理ゲーな場合もある。
その状態が特に多いのが、個人経営や中小企業。
このような会社は、少ない人員かつ精鋭じゃないと回らない状態になっており、ミスひとつも許されないギスギス体制になるし、新人を育成する「損失」に目がいきがち。
経営の健全化に取り組むには、自社の営業利益なり経理面を見直すべきだけど、忙しい会社ほど上がそこをチェックできないので、流れのままに続けた結果、ン十年経ってようやく気づくパターンが多い。
それか、コンサルを高い金で頼んだけど、全然効果がなかった━━とかね。
イノベーションは「暇な時」に生まれる
躍起になって仕事をしている時は、何を考えている?
けっこう無心で動いている人が多いかと思う。
よくいえば「集中」だし「ゾーン状態」ではあるけど、その状態でアイデアが生まれることはまずない。
クリエイティブなアイデアは、シャワーを浴びている時とか、遊んでいる時など、仕事とは別の「暇な時間」に思いつく事が多い。
日本の働き方は、やるべきことをギチギチにつめて、少ない利益で給料を補うため、1日8時間をみっちり集中して他のことを考える暇もない状態になりやすい。
一方、大企業は人が多く作業にも余裕はあるから、空想するくらいの時間は常にある。
自分が動いて無くても他の誰かが動いている━━、そんな状態を続けている「余裕がある」企業ほど、大きな利益を生むアイデアや方針転換が可能になる。
日常に「余裕」を作ろう
会社の営業利益が悪いなら、なんで悪いんだろうって、仕事時間に考える余裕があったほうがいい。
特に役員とか社長クラスがそういった発想ができないと、経理面が死ぬことになって、経営が傾くとかよくある話。
上層部は稼ぎに執着するべきだけど、そもそも「無理すぎる経営」を社員に強いるべきじゃないし、今の御時世にブラックが生き残れるかっていえば、経済的にもメリットがないのではって話。
従業員がいなくなって倒産するニュースでは、「職人の技術が━━」とか「この人にしかできない━━」などと煽るけど、専任のプロしか居ないのは、新人育成にかまってられないキツさがあると透けている。
ものづくり日本でそれは美徳とされているけど、理想は「誰にでもできる仕事で食える」ことであるし、経験させて一人前にするのが上の役目だろうと。