なか卯が24時間営業を廃止するようで、牛丼チェーンの24H営業も特殊な領域になってきた。
24時間営業の安心感と現実 #
24時間営業しているってことは、いついっても営業している安心感はある。でも、睡眠をしている時間に行くことはできない。
817時の仕事をしているなら、27時頃に行くことは稀のはず。185時の夜勤でも27時頃に行く人は少ないとは思う。なので朝定食に切り替わる前の2~6時頃の集客は、その時間帯に外で活動できる人に限られるので、繁華街でも空白ゾーンはあったりする。
若者の減少と深夜営業への影響 #
まだ若くて夜遊びしていた頃、3時頃に営業している店はありがたかったけど、夜遊びができなくなったら行くこともなくなったなと。
てことは、少子高齢化が進んでいる現在、夜遊び可能な若年層が少なくなることで、24時間営業の客入りもじわじわ減っているのではないか━━と予想。
今でも需要がある24時間営業の場所 #
24時間営業でありがたいのは、高速PA・SAでの飲食。運送業は移動しながら食事もすることができるので、高速のフードコートは深夜でも時間によってはいっぱいいることも。
店舗清掃の課題 #
24時間営業の廃止は、店内掃除をきっちりやるためと言及している。深夜帯はワンオペが多くて掃除する暇もない━━というか、掃除したいと人が来て困るみたいな意見もあったんじゃないかと。
衛生管理の問題 #
いくら掃除が完璧でもGが出るのは宿命らしいが、ネズミは流石に終わっているらしい。無からネズミが産まれるわけないと思うが、ふだんどこで暮らしているかは下水道だと思うけど、住心地の良い下水から新しく近い存在として店が選ばれ、移住決められているなら、よっぽど汚いんだなって。そこまで掃除出来ないことある?とは思ってしまう。
24時間営業廃止後の新たな課題 #
とはいえ、24時間営業を廃止すると決めても、休止時間帯は掃除をするわけだから、従業員は実質24時間体制を求められるってのもクソすぎやしないかと。そこは閉店時間を使って、外部クリーニング入れて雇用機会を増やすでもいいんじゃないだろうかと。
清掃業界への影響 #
つまりこれからは、牛丼屋チェーンのスキマ時間にクリーニング業のバイト・パートが増えてくる可能性があるってことかな。
各チェーン店の24時間営業戦略 #
私が住んでいる地域では、吉野家は真っ先に24時間辞めているけど、すき家・なか卯・松屋は24時間営業を続けている。このうち最後まで24時間を続けるのはどこだろう……。「他が営業してないからチャンスだ!」と止めない志でいく昭和マインドの企業はどこなのか、行く末を見守りたいなと。