Obsidianのことを検索するようになったら、YouTubeのおすすめで表示されるようになった。
軒並み英語圏なんだけど、画面を見せながら説明してくれるから、手元でなぞらえば出来るし、なかなかディープな使い倒しをしているので勉強になる。
今日はその中でも、「Obsidianはこの4つのプラグインがあればなんとかなるぜ!」みたいな動画内容を簡単に説明。
Obsidianのアプリはこの4つは欲しい #
- Auto Note Mover
- Dataview
- Templater
- Book Search
これらのプラグインは「コミュニティプラグイン」で検索してインストールすることが前提。
参考動画はこれです。
Auto Note Mover #
Obsidianの強みは「タグ」をノートに残すだけで、検索なりグラフで簡単なソートが可能になること。
でもフォルダで分けた方がわかりやすいよねってことで、このプラグインは任意のタグがついている(つけた)ノートを、指定したフォルダに自動で振り分けてくれるもの。
ブラウザの拡張機能で、Obsidianのwebclipを使っている人は多いと思う。これは特定のフォルダにぶち込まれていくけど、後に振り分けるのは、mdファイルをカテゴリ分けしたフォルダに運ぶ作業が待っている。
これを面倒だと思っているなら、タグとフォルダを関連付けて、ノートにタグを入れた瞬間に、入れたいフォルダに入るように設定したほうが手間は減る。
どうやって使うのか #
インストール後にパラメータがあるけど、使うのは2箇所くらい。
「Trigger」は自動か手動かを選ぶ。
「Use regular expressions to check for tags」はオフでいい。
「Add new rule」が機能の要で、「Folder」「Tag」「Title by regex」に任意の物を入れることで、自動振り分けがスタートする。
「Add Excluded Folder」は、このフォルダには入れないで欲しいのと、このフォルダで移動するタグを入れても移動しないようにしたいのを指定できる。dailyとかtemplateなど、乱雑に入れられると困るものに設定したほうがいい。
Dataview Plugin #
ノートのフロントマターにパラメータを追加しておくと、その数値をテーブルで一覧表示できる機能。
1つのノートに複数のノートのデータを集合させることができるので、1日の作業データをまとめた日報の作成が捗る。1週間のタスク完了度合いをまとめたりできる。
# TABLEからはじまってコマンドを入力する
エンジニアなら抽出したいパラメータをコードに書けるだろうので、使い勝手は無限大かもしれない。
ClaudeのMCPを使って、「Dateviewプラグインを使った週報を作りたい」など質問して、直接コードを書かせる方法もある。
Templater + Dataview Plugin #
Templater自体はMCPサーバー用のREST API作成時にインストールする人が多いはず。
これ自体は、JavaScriptを埋め込めるテンプレートを作成できるので、Dataviewで作りたいテーブルを登録しておけば、いつでも呼び出せるようにできる。
毎回コードを書くのは手間だと感じたら、この手のテンプレは作成しておいたほうがいい。
Book Search #
本の名前で検索すると、カバー・タイトル・Author(著者)などのパラメータを拾って、テンプレのノートに記録する。ようは書籍専用のwebclipみたいなもの。
パラメータに「読んだ」「ためになった」「ジャンル」などを入れておけば、Dataviewで「読んだ・読んでない」「おすすめ◯ジャンル」などでソートできる。
読書好きならどんどこインポートしちゃって、読書フォルダを充実することができる。
まとめ的なもの #
他の動画でも大抵これらのプラグインはおすすめされているし、必要最低限というかエンジニアが活用する方法として、最低限欲しい機能性が追加されるみたいな感じ。
ソートや振り分けはローカルで動くので、Notionより高速かつ軽快。コードを書く必要はあるけど、ウェブアプリ特有のラグに悩まされない分、ストレスフリーなノートクリエイトが可能になるかも。
ObsidianはMCPでClaudeから操作可能だから、こういったエンジニア的な使い方も、プロンプトでなんとかできるのがいい。
なんだかんだで、VSCodeにCursorからもMCPで使えるから、自分が使える・使いやすいツールから構築していくのがいいと思う。