量子ドットモニターが全ディスプレイ技術より優れているポイント #
- 色再現性が高い(2025現在で最高峰)
- 無機材料のため劣化しにくく長寿命
- 既存の生産ラインを活用できるので製造コストを抑えることができる
- 焼付きリスクがほぼない
量子ドットのデメリット #
- (有機ELに対して)応答速度、入力遅延が遅め
- 黒発色が苦手
有機ELが全モニターの中で優れているポイント #
- 応答速度が0.1ms以下にできる
- 入力遅延が5-10msと量子ドットより格段に速い
有機ELのデメリット #
- 焼付きリスクが高い
- ハイスペックはクソ高い
総合的なまとめ #
プロゲーマーが選ぶなら有機EL #
有機EL(OLED)は応答速度と入力速度のパフォーマンスに優れているから、画面がぐりぐり動くゲームとの相性が良い。FPSとか格ゲーなど入力速度に対するモニターへの反映が命だと、ハイスペなゲーミング仕様のOLED一択になる。
コンテンツクリエイターなら量子ドットでも #
量子ドット(QLED)は低コスパながら高解像度&色調が抜群なので、動画編集に画像レタッチにドローイングなど、クリエイティブな作業に向いている存在。編集作業は画面の動きも少なくなるので、焼付きリスクが少ないのもメリットになる。
一般人ならどっちでも好きなモノを選べる! #
モニターに映し出される反映速度がパフォーマンスに与えるのが大きい競技シーンだと、有機ELかつ専用モデルを選択するのがマストだとわかる。
とはいえ、一般ゲーマーかつ画面偏移がゆるーいゲームなら量子ドットでも十分なクオリティ。むしろグラフィック重視のRPGだったりモンハン的なゲームならベストの選択肢に入るが、一瞬が命取りになるフロムゲーだとOLEDにするべきかもしれない。
ちなみにOLEDはorganic LED、QLEDはquantum LED。
ようするに、モニタは自分の目的によって選ぶのがベストってことです。