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吉野家がラーメン業界に殴り込みするらしいが……?

さしし
著者
さしし
GenAIは友達さ
目次

吉野家がラーメンをはじめる?
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━━というニュースの見出しを見つけたものの、Yahoo記事が消されていたから、無かった歴史にされたかと思い、記憶の片隅にしまっていた。

ふと思い出し、再び調べてみたらもう、伝説のすた丼屋がはじめていた事実。

https://www.densetsu-nikusobaya.jp/

お前……!これ……!

ご飯部分がラーメンになっただけやないか! ……でも普通に肉そばとして美味そう。

それはそれとして、吉野家ラーメンの話
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吉野家がラーメン業界に参入する理由は、牛丼のメインである「米」の高騰も関係しているらしい。

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2503/16/news039.html

事業の多角化といえば聞こえはいいが、すでにあるラーメン市場に”吉野家の看板”を掲げて殴り込むには、味or価格のどちらかで際立つ成果を得る必要があると思う。

2025年の5月半ばにロードマップ(未来予想図)を公開したらしい。その内容は、吉野家が世界一のラーメン飲食店になるため、10年後くらいに提供数で業界ナンバーワンになること……が目標、とのこと。

ラーメンの提供数で世界一の企業って、今はどこなんだろう?という疑問が生じる。

Claudeのリサーチ機能で調べてみた
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面倒かつ膨大なリサーチはAIに任せようってことで、Claudeのリサーチ機能を使い、ラーメン業界全体での売上高ランキングを調べることで、現在の提供数ナンバーワン企業を調べてみよう。

1位 王将フードサービス:1014億円 2位 日高屋(ハイデイ日高屋):556億円 3位 リンガーハット:402億円 4位 物語コーポレーション(丸源ラーメン):352億円 5位 山岡家:265億円

ラーメン業界は個人経営が85%を占めているものの、売上高においては大手チェーンの効率的な経営には勝てていない。コロナ禍を経て復活したかのように思えた個人経営店も、相次ぐ値上げのあおりをうけて、2024年には多くの倒産を引き起こしている。

賃上げからの食品の値上げは経営的には道理なんだけど、ラーメンはよく「1,000円の壁」といわれている庶民が小銭の範囲で食べられる外食のイメージが強い。その条件下なら大手チェーンの効率的経営が強いのは当然のことで、王将のラーメンだけで1,000円超えるのは難しいことから、業界でもっとも強いのは納得がいくリサーチ内容だった。

ちなみに吉野家HDの売上高は、2025年2月決算で2049億円あるので、飲食業界でもアホみたいに強い部類ではある。

提供数世界一をどう実現するのか
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既存店にメニューを追加することで実現するのか。

別店舗で展開して実現するのか。

はたまたすた丼みたいに「ご飯を麺に」して肉そばスタイルで行くのか。

売上高では勝ち目がないので、あえて「提供数で世界一」を目指すとしたら、インスタントでグローバル展開が一番ありそう。すでにカップヌードルとかがいるわけだし、どのような勝算があっていった発言なのか気になるところ。