プロンプトって、どうやって書けばいいんだろう。
未だに正解はわからない。フィーリングでやってうまくいく時もあれば、ガチガチに指示をしてもうまくいかない時もある。
正解がどうにもわからないので、Claudeくんとディスカッションしてみた。
Claudeくんが教えてくれたプロンプトの正解
「役割」「指示」「条件」を明確にすることが大事。
テキストに「#」や「/」を使い、Markdown形式にしてもAIに対して意味がない。
グラフィカルにまとめる理由は、人間が読みやすくなるし、構造を理解しやすくなるメリットがある。コードもツリー構造で区切らているからこそ、人間は読みやすいわけ。
プロンプトを別テキストに入れておいて、チャットの都度使う方法だと、誤字脱字は致命的なミスになりかねない。校正するためにも、まず、自分が読みやすいようプロンプトは整理するべき。
具体的にどんな記述がいいのか
- 質問に答える人を登場させる(専門家のRP)
- 出力してほしい形式を指示する(文章の難易度調整や文体・文字量など)
- 段階的に処理して欲しいなら、数字リストで指定する
質問に答える人を指定する
何かの記事を書く場合、生成AIはある程度「雑」な質問でも書き上げてはくれる。
例えば「昨日○で買った△がめっちゃ美味しかったので、感想文を○文字で書いて」みたいな指示でも、ちゃんと指定した文字内で、”それらしい文章”にはしてくれる。
でもウェブ記事で欲しいのは専門性。
だから最初に、「あなたはプロのウェブライターです」とか、「あなたは食品業界を扱う専門家です」など、解答をするに適した人物設定を立てたほうが、質問の理解力が深まり、専門の知識から優先的に書き上げてくれる。
出力して欲しい指示を明確に指示する
例えば、マーケティングに関する記事を書かせたり、知見を得たいなら━━。
プロンプト例
<役割>
マーケティングの専門家
</役割>
<タスク>
ブログ記事のアイデアを5つ提案する
</タスク>
<条件>
・ターゲット読者: 30代の働く女性
・トピック: 時短家事のコツ
・記事の長さ: 800-1000語
</条件>
これらの要素をまとめればいい。
プロンプトの具体例
あなたはマーケティングの専門家です。 次の条件を考慮して、ブログ記事のアイデアを5つ提案してください。 ・ターゲット読者:30代の働く女性 ・トピック:時短家事のコツ ・記事の長さ:800~1000文字
これを毎回考えるのは面倒なので、自分がよく使うだろうトピックごとに、役割を決めたチャットを作成しておいたり、別テキストで専用のデータセットを作成しておくといい。
トピックごとでRPを設定したプロンプトを用意しておくと、限定したジャンルの記事を書きやすくなる。自分らしさをテキストに加えたものを学習させれば、より自分に近く、修正の必要が減っていく。