未だに見かける「X(旧Twitter)」表記
TwitterからXになったのは2023年7月24日頃のこと。
変更後はメディアで、「X(旧Twittrer)」の呼称に表記が当たり前になって、1年間くらいはどこでも”この表記”だった。
もうあと4ヶ月もすれば、Xになって2年目になるわけです。
丸2年もすれば、さすがにもうTwitterと呼ぶほうが少ないだろうと思いきや、古からのツイッタラーほどそう呼んでしまう現象に取り憑かれている感じがする。
Twitterに思いを馳せているのだろうか
Twitterは約18年前にローンチされ、Xになるまで15年ほど短文投稿SNSのトップリーダーでした。
日本で浸透したのは、東日本大震災といわれているけど、モバイルで使いやすくなった頃と合致していたのがきっかけかなと思う。
初期は広告もなく、よく鯖落ちしてクジラを見続ける羽目になっていたけど、ソーシャルメディアとして爆発的な拡散力に注目されてからは、マーケターの戦場に変化していった。
Xになった現在では、より顕著になってはいるものの、短文投稿で”つぶやき”な仕様に、大きな変化はない。
それでもまだTwitterと呼ぶのは、新しいことに対応しきれてないか、まだワンチャン名前が戻る可能性にかけているのか━━。
長くTWを使っていた人ほど、ツイッターといっちゃうし、リポストをリツイートといっちゃうのは仕方ないと思うわけです。
リポスト・ポストは慣れない
「投稿」を「ポスト」と呼ぶのは、英語的に当然だから、まぁわかる。
でも、RT(リツイート)の仕様を特に変更せず、リポストと呼ぶのは、まぁまぁめんどくさいと思っている。
最近はメディアでも「公式X」といい切っていることもあるので、世間も2年目にして、いい加減慣れようよと暗にいわれている気がするかも。
でも未だに「ふぁぼ勢」が居るのはよくわからない。
移住した人たちは何をしているのだろうか
Xがポストを「AIの学習に使う」とアナウンスしたら、イラストレーターなどが軒並みボイコットして移住を決め込んだのも、つい最近の話。
一時期Blueskyのユーザー数が爆増したものの、潜在的なユーザー数はXにまだ及んでいない。
これはPCとスマホのプリインストールアプリに選ばれているかでも、大きく違いがあると思う。
例えば生まれてはじめて手にしたスマホで、SNS何やる?って話になれば、そこにあるアプリからはじめてみる人も多いのではないかと。
となれば、Instagram・X・TikTokあたりが定番になっている。
どれもこれも、Z世代にα世代へのマーケティングで上の世代がアプローチする構造にもなっているので、新たな獲物を待ち受けている感じがすごい。
BlueskyにThreadsはXの移住先として選ばれたSNSで、広告臭はかなり薄いものの、Xよりも話題にあげられることもないので、話題のわりにひっそりしているなと。
とはいえ、若い世代が大人な世代から金を奪える手段としても、SNSは有効だってことを、学校でも教えたらいいんじゃないかなって、たまに思ったりもする。