ApplePayって言っても通じない理由 #
ApplePayはiPhoneに登録したクレカや交通系ICを使える機能のこと。使いかたの説明だと大抵、『レジで「ApplePayで」と伝えてください』と紹介されている。
でも実際にコンビニだったりスーパーなどで使うとき、スムーズに「はい」とレジ対応された覚えがない。毎回なんかモヤっとする感じになる。
ローソンにはこんな記事があるのに、「ApplePayで」と伝えても店員からもう1アクション来る。「ApplePayの、なんですか?」と。
https://www.lawson.co.jp/lab/tsuushin/art/1408157_4659.html
私だけの経験でいうと、「ApplePayのなんですか?」と返されることが過半数。もはや定番の流れみたいになってる。
決済手段が多すぎて混乱してる説 #
この問題は決済方法が多種になりすぎたせいもあると思ってる。
ApplePayでと伝えても、レジで対応する側からすれば、機能に登録されている支払い方法のうちどれだ?って話になる。クレカならVisa・Master・JCBなどなどあるし、店舗によって加盟しているクレジット会社が違うこともある。決済エラーが出た時に「クレカの会社なんですか?対応してないのもあります」みたいな対応をすることができる。
複数カードを登録していても、対応しているクレカだけ選んでくれるほど頭がいいアプリでもないから、こちら側で使用するカードを選ぶ必要はある。店員さんも事前に確認したいんだろうなと思う。
むしろコンビニ側にとって「ApplePayで」と差し出されたさいのマニュアルみたいなのはあるのだろうか。気になる。
結局なんて言えばいいのか問題 #
ApplePayの支払い方法を大雑把にいえば、「クレカ払い」か「IC(iD)払い」のどっちかになる。
なのでアッポゥペィを使うなら、「クレジットで」か「iD・交通IC系~~などで」がベストアンサーかもしれない。でも最初からそう言うなら、ApplePayという名前使う意味ってなんなんだって思ってしまう。
バーコード決済も似たような状況だった。一時期は種類だけクッソ多かったし、サービスによって違った認証をしているようで、レジ側にそれぞれの対応ボタンがあるような感じだった。PayPayにLINE Pay、楽天ペイ、d払いとか、もう覚えきれないくらい。
最近はあれほど乱立されていたサービスも集約化されてきたし、共通化が進んでいるようで、「バーコード支払いで」だけで通じるようになってきた。でもたまに画面を見て「~~ですね」といわれるから、支払いとポイント対応とか内部的なものが若干違う仕様になっているんじゃないかと思っている。
なんで支払い方法でこんなに競合するんだろう #
なんで支払いの方法で競合するんやろなぁと。まぁ、真っ先に作成して特許取れば、会計システムを使う権利を販売することもできるし、先行の強みはそこにある。
でもそこに払う金をケチって独自開発するから、別ルートの認証が欲しくなって、レジにボタンがどんどん増えていったから、割をくっていたのは小売店だったと思う。店員さんも大変だよなと思う。
結局のところ、「ApplePayで」って言葉が浸透するまでは、もうちょっと具体的に伝えたほうが双方ストレスなく済むのかもしれない。でも公式が「ApplePayでと言ってください」って案内してるのに、実際は通じないってのも変な話だよなぁ。