家事や育児に追われて自分の時間がなかなか取れない……。そんな悩みを抱えていませんか?
浜松市にお住まいのパパとママに朗報です。
2024年7月1日からこども誰でも通園制度がスタートしました。この制度は保護者の就労状況にかかわらず、0歳から3歳未満のお子さんを保育園などに預けられる制度なんです。
子どもを預けたいのに預ける先がない……と悩んでいるのなら、この制度を利用してみませんか?
こども誰でも通園制度の概要
- 対象:浜松市在住の生後6ヶ月~3歳未満の未就園児(認定は生後3ヶ月から)
- 利用時間:1回あたり2時間
- 利用回数:週5回まで
- 料金:1回600円
週5回まで1回2時間と、子どもを預けたい時間としては短いですが、「この短い時間でも預けられたら……!」と感じていた方もいるはず。
この制度を有効活用することで、日々の生活をぐっと楽にできるかもしれません。
申請方法は?
浜松市での申請はオンラインで、「令和6年度浜松市こども誰でも通園制度試行的事業利用認定申請フォーム」を利用して事前申請を行ってください。
登録の流れとしては━━
- オンラインで利用認定申請をする
- 認定証の受領:郵送で送られてきます
- 利用予約:利用を希望する施設へ電話などで申し込みを行い、予約をしてください。
注意点として、利用希望の施設で事前の面談などがあるかもしれません。なお施設によっては人員不足のために断られる可能性があります。
この制度自体は2026年度から施行予定されているもので、7月1日から浜松市と大阪市で試験事業がスタートしました。
そもそもの対象としては、未就労の親で子どもの預け先に困っている人を助ける目的の制度。主に共働きかひとり親(シングルペアレント)が利用する想定です。
幼稚園は未就労でも通園させることはできますが、定員に溢れる可能性があります。保育園は親が就労している時間の育児を助ける施設のため、専業主婦(主夫)だと利用できない可能性があります。
なので、こども誰でも通園制度について考えるなら、今まで出来なかったタイミングで子どもを預けられることが可能になるかもしれない制度━━と考えて良いでしょう。
考えられる制度の活用例
- 家事の時間確保:溜まった洗濯物を片付けたり、ゆっくり料理や掃除をしたり、普段なかなか家で出来ないことに集中できます。
- リフレッシュタイムに:友人と出かけたり、美容院やマッサージに行ったりなど、自分のための時間を過ごせます。
- 仕事現場の準備:ハローワークに行ったり、資格取得の勉強(リスキリング)をしたり、仕事復帰に向けての準備を進めることができます。
- 子どもの成長の機会:集団生活を通じて、社会性や生活習慣を身につける機会になります。
この制度を知ったとき、「誰がいつ利用するんだろう?」と思いましたが、政府は生後1年未満の子どもを持つ育休中の親を想定しているんじゃないかなと。
今までは一時保育が当制度に該当していたわけですが、そこにもうひとつの選択肢が加わりつつ、国からの支援で料金も抑えられているから、魅力的にうつる制度だと思います。
理想としては、スマホから預けたいタイミングを予約して申請し、時間になったら預けにいく流れが考えられているのではないでしょうか。
まとめ
こども誰でも通園制度はまだ始まったばかり。
子育て中のパパママにとって心強い味方になるはず。とはいえ、メリットもデメリットも存在するので、利用した人の感想や改善提案によって、より詰められて完成する制度になると考えられます。
ぜひこの制度を活用して、家事や息抜き、仕事復帰の準備など、あなたの時間を有効活用してください!
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